パリテとは、フランス語で「同等」を意味する言葉。国会議員選挙の候補者数を男女同等とすることなどを定めているのがパリテ法です。

フランスで2000年に制定されました。下院議員選挙における、政党の候補者を男女同数とすることなどが定められ、それに違反し、男女差が2パーセントを超えた場合は政党助成金が減額となります。比例代表制をとる上院議員選挙では、候補者名簿の登載順を男女交互とすることとされ、違反した名簿は受理されません。

日本でも「候補者男女均等法」が成立しましたが、違反した場合の罰則規定などは盛り込まれていません。

パリテ法~国会議員選挙の候補者数を男女同等に