NBAドラフト前日に会見「不思議で、何とも言えない感じ」

 2019年NBAドラフトを翌日に控えた19日(日本時間20日)、ニューヨーク・マンハッタンのグランドハイアットホテルで、ドラフト上位指名が予想される20人が記者会見を開き、日本人として初めて1巡目指名が見込まれる八村塁(ゴンザガ大)も参加した。

 会見用の机を日本人の記者、テレビカメラがぐるりと取り囲む中、八村は席に着くと、「こんにちは」とリラックスした表情であいさつし、「ここまできて、不思議で、何とも言えない感じ」と現時点での心境を語った。

 自身の活躍を見て子供たちが目標にしてくれる存在になるのが夢だと公言している八村は、「日本でハーフの子たちが増えて、スポーツで活躍している。僕も見ていてうれしいですし、バスケの代表としてこうしてやれてるのはうれしい」と、日本人として史上初の1巡目指名として注目されることについて問われて語った。

 また、ドラフト会議については「大きなことだと思うので、楽しんで、モーメントを味わいたい」と語り、さらに家族やコーチら世話になった人たちに対して、「そうした人たちのおかげで僕がここにいられると思うので感謝しています」と話した。一方で、「ただの会議。呼ばれて握手するだけ」と茶目っ気たっぷりに言い「NBAに入ってからが本当」とその後を見据えていた。

 そしてNBA入りした後の目標については、「どのチームに入るか分からないですけど、チームに貢献したいというのはありますね。プレーオフに行ってプレーしたいというのもあります」と将来への抱負も語った。(田中 真太郎 / Shintaro Tanaka)

記者会見に参加した八村塁【写真:Getty Images】