[パリ 19日 ロイター] - オランダの印象派画家ゴッホが、1890年にフランスで自殺した際に使ったとみられる拳銃が、19日にパリで競売にかけられ、13万ユーロ(約1579万円)で落札された。予想価格の2倍以上だった。

仏ルフォーショー社製のリボルバー(回転式拳銃)で、匿名の落札者が携帯電話で競り落とした。全体がひどくさびついており、グリップ部分は枠以外欠損している。

競売会社ドゥルオーのグレゴワール・ベイル氏は「ゴッホゴッホであるゆえんは彼の自殺であり、この銃はゴッホの一部だ」と述べた。

ゴッホは生涯にわたってうつ状態に苦しみ、麦畑で胸を撃った。即死ではなく、宿屋に戻って手当てを受け、約2日後にパリ近郊のオーベルシュルオワーズで亡くなった。37歳だった。

銃の捜索は死の翌日に始まったが、1960年代になってようやく農民に発見された。今回の出品者は、銃を所有する女性の子供だという。

 オランダの印象派画家ゴッホが、1890年にフランスで自殺した際に使ったとみられる拳銃が、19日にパリで競売にかけられ、13万ユーロ(約1579万円)で落札された。予想価格の2倍以上だった(2019年 ロイター/Charles Platiau)