[東京 20日 ロイター] - アジア時間の原油価格は1%超上昇。米原油在庫の予想以上の減少を示す米政府統計や、石油輸出国機構(OPEC)次回会合の日程がようやく決まったことが支援材料となっている。

0026GMT(日本時間午前9時26分)時点でブレント先物<LCOc1>は0.82ドル(1.3%)高の1バレル=62.64ドル。

米WTI先物<CLc1>は0.79ドル(1.5%)高の54.55ドル。

エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が19日発表した週間石油統計によると、前週の原油在庫は310万バレル減と、市場予想の110万バレルを上回る減少となった。石油精製品在庫も予想外の減少となった。

一方、OPEC加盟国は19日、7月1日に総会を開き、翌2日に非加盟産油国との会合を開くことでようやく合意した。協調減産延長の是非を話し合う見通し。

アラブ首長国連邦UAE)のマズルーイエネルギー・産業相は現地紙に対し、協調減産延長は「合理的かつ妥当」と述べており、協調減産延長合意の機運が高まっているようにみられる。

バンガード・マーケッツ(バンコク)のマネジングパートナースティーブン・イネス氏は「石油価格の不安定な動きが今後も続く可能性が高いが、次回OPEC会合が相場を多少下支えする要因になるはずで、一時的に安定をもたらすだろう」と述べた。

 6月20日、アジア時間の原油価格は1%超上昇。米原油在庫の予想以上の減少を示す米政府統計や、石油輸出国機構(OPEC)次回会合の日程がようやく決まったことが支援材料となっている。写真はパリ近郊の油田で3月に撮影(2019年 ロイター/Christian Hartmann)