『22年目の告白-私が殺人犯です-』(17)の入江悠監督と北島直明プロデューサーが再タッグを組んだ『AI崩壊』が2020年に公開される。このたび、本作で主演を務める大沢たかお、共演の賀来賢人、岩田剛典、広瀬アリス三浦友和に続き、追加キャストとして芦名星、玉城ティナ、高嶋政宏、余貴美子の4人が発表された。

【写真を見る】大沢たかお、賀来賢人、岩田剛典、広瀬アリス、三浦友和が本作を盛り上げる

完全オリジナル脚本で展開される本作は、AIが国民の生活を支える存在となった2030年の日本を舞台に、ライフラインとして必要不可欠となったAIが突如として暴走し大惨事を招く…という物語。

追加キャストとして発表されたのは、『七瀬ふたたび』(10)や『パーフェクトワールド 君といる奇跡』(18)などに出演する芦名星。本作に対し「今後AIに起こりうる可能性を想定しながら、いまの生活とAIに期待する部分も含め、映画を観たあとに色々なことを感じてもらえると思います」と人類への警鐘を促す作品であるとコメントした。加えて『Diner ダイナー』(7月5日公開)なども控える若手女優の玉城ティナ。玉城は「色々な正義や、色々な立場の人がいて、良い部分ばかりを見せずに、しっかりと問題提起をしているところを、お客さんがどのように感じて下さるのかも聞いてみたいです」と語った。さらに、『ゴジラVSメカゴジラ』(93)や『柘榴坂の仇討』(14)に出演する実力派俳優の高嶋政宏。高嶋は「最初台本読んだとき、これはめちゃくちゃ面白いなって。原作はなんだろうと思っていたらオリジナルだっていうんですよ。それで入江監督に“本当に最高ですね”ってお伝えしました!」と入江監督が執筆した脚本の面白さに太鼓判を押すコメントを寄せた。そして、『おくりびと』(08)や『麦子さんと』(13)など、日本を代表する実力派女優の余貴美子。余は「AIに管理されることで、どんどん医療も発展し、色々なことが便利になっていきますが、本当の人間の幸せや豊かさとはなにかを考える面白いきっかけになる作品」と語った。なお、4人の役どころは明かされておらず、大沢演じる画期的なAIの開発者で天才科学者の桐生浩介にどのように関わっていくのか今後の情報に注目したい。

詳しい物語など未だ不明な点が多い本作。入江監督はいったいどんな未来を予見するのか。今後の情報と共に公開がますます楽しみになった!

<キャスト コメント>

●芦名星

「AIの世界が非現実的ではないのですが、でもまだ見ていない未来のお話。今後AIに起こりうる可能性を想定しながら、今の生活とAIに期待する部分も含め、映画を観た後に色々な事を感じてもらえると思います。色々な想いが、色々な視点から描かれている作品です」

玉城ティナ

「本作のテーマであるAIは、現時点ですでに普及しているので、私たちの世代にとっても身近な話題です。色々な正義や、色々な立場の人がいて、良い部分ばかりを見せずに、しっかりと問題提起をしているところを、お客さんがどのように感じて下さるのかも聞いてみたいです」

●高嶋政宏

「最初台本読んだとき、これはめちゃくちゃ面白いなって。原作はなんだろうと思っていたらオリジナルだっていうんですよ。それで入江監督に“本当に最高ですね”ってお伝えしました!現場は機材を含め世界レベルで最先端、まさにグローバルスタンダード。俳優として贅沢な現場に参加させていただけました」

●余貴美子

「AIに管理されることで、どんどん医療も発展し、色々なことが便利になっていきますが、本当の人間の幸せや豊かさとはなにかを考える面白いきっかけになる作品だと思いました。周りは変わっても、人間は変わらない。周りだけが発展しても、きっと幸せではないのかもしれない」(Movie Walker・文/編集部)

オリジナル脚本で描かれる入江悠監督作品に参戦!