マンチェスター・Uクリスタル・パレスに所属するイングランドU-21代表DFアーロン・ワン・ビッサカと個人合意に至ったようだ。20日にイギリス紙『レコード』が報じている。

 同クラブは以前からワン・ビッサカの動向を注視しており、エクアドル代表DFアントニオバレンシアの退団が決定したことから獲得に本腰を入れた模様。マンチェスター・Uはすでに同選手とは個人合意に至っていると伝えられており、後はクラブ間で交渉を成立させる段階だという。

 当初は移籍金として4000万ポンド(約54億円)を支払うオファーをマンチェスター・Uが提示したがクリスタル・パレス側が拒否。最終的には5500万ポンド(約75億円)にまで移籍金は膨らみ、サイドバック史上最高金額となることが予想される。

 ワン・ビッサカは今シーズンのプレミアリーグで35試合に出場し、全て先発メンバー入りを果たした。第2節に行われたリヴァプール戦以外は全てフル出場と、若手ながらも著しい成長と安定感を見せている。果たしてマンチェスター・U移籍後も、この調子を保つことができるのであろうか。

ワン・ビッサカはマンチェスター・U入りを果たすようだ [写真]=Getty Images