映画『トム・オブ・フィンランド』の本予告編と本ポスタービジュアルが公開された。

同作は、フレディ・マーキュリーをはじめ、アンディ・ウォーホルロバートメイプルソープデイヴィッド・ホックニー、ジャン=ポール・ゴルチエ、トム・フォードらに影響を与え、ゲイアートの先駆者とされる「トム・オブ・フィンランド」ことトウコラークソネンを題材とした作品。同性愛が厳しく罰せられた第二次世界大戦後のフィンランドを舞台に、トウコラークソネンが本名から海外でも覚えやすい「トム」と名乗り、描いた絵がアメリカの雑誌で表紙を飾ったことをきっかけに、その名がアンダーグラウンドからアートの表舞台に知れ渡り栄光を手にするまでの半生を描く。公開は8月2日

本予告編では、トウコラークソネンがドローイングするシーンや、警官から暴行される場面、レザーの上下に身を包み踊る様子、「私たちホモもフェティシストも女性も男性もストレートもゲイも誰もが愛を求めている」というセリフなどが確認できる。

本ポスタービジュアルには「ゲイアートの先駆者『トム・オブ・フィンランド』こと、トウコラークソネンの波乱の半生とは!?」というコピーと共に、トウコラークソネンが片手に煙草、片手にペンを手にする様子が写し出されている。現在販売中の前売券には先着でトウコラークソネンが描いたイラストを使用した2枚セットのステッカーが付属。

『トム・オブ・フィンランド』ポスタービジュアル ©Helsinki-filmi Oy, 2017