俳優の大沢たかお賀来賢人三代目J Soul Brothersの岩田剛典らが共演する映画『AI 崩壊』の追加キャストとして、女優の芦名星、玉城ティナ、余貴美子、俳優の高島政宏の出演が発表された。それぞれの演じる役柄はまだ公表されていない。

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 本作は、2017年上半期公開の邦画で最大のヒットを記録した『22年目の告白‐私が殺人犯です‐』の入江悠監督と北島直明プロデューサーが再タッグを組み、人工知能(AI)が国民の生活に欠かせない存在となった2030年の日本を描く完全オリジナルストーリーのサスペンス。大沢演じるAI開発者にして天才科学者の桐生浩介を主人公に、AIの暴走が日本中を巻き込む大惨事へ発展する様を緊張感たっぷりに活写する。大沢、賀来、岩田に加え、広瀬アリス三浦友和の出演も既に決まっている。

 本作について、芦名は「AIの世界が非現実的ではないのですが、でもまだ見ていない未来のお話。今後AIに起こりうる可能性を想定しながら、今の生活とAIに期待する部分も含め、映画を観た後に色々な事を感じてもらえると思います。色々な想いが、色々な視点から描かれている作品です」と語っている。

 玉城は「本作のテーマであるAIは、現時点ですでに普及しているので、私たちの世代にとっても身近な話題です。色々な正義や、色々な立場の人がいて、良い部分ばかりを見せずに、しっかりと問題提起をしているところを、お客さんがどのように感じて下さるのかも聞いてみたいです」とコメント。

 高嶋は「最初台本読んだとき、これはめちゃくちゃ面白いなって。原作はなんだろうと思っていたらオリジナルだっていうんですよ。それで入江監督に『本当に最高ですね』ってお伝えしました! 現場は機材を含め世界レベルで最先端、まさにグローバルスタンダード。俳優として贅沢な現場に参加させて頂けました」と出演を喜んでいる。

 余は「AIに管理されることで、どんどん医療も発展し、色々なことが便利になっていきますが、本当の人間の幸せや豊かさとは何かを考える面白いきっかけになる作品だと思いました。周りは変わっても、人間は変わらない。周りだけが発展しても、きっと幸せではないのかもしれない」と指摘している。

 映画『AI 崩壊』は2020年全国公開。

映画『AI 崩壊』に出演する(上左から)芦名星、玉城ティナ、(下左から)高嶋政宏、余貴美子(C)2020「AI 崩壊」製作委員会