今年4月の卒業公演にてNGT48を卒業した長谷川玲奈さん(18)が、声優事務所のクロコダイルに正式所属し、再スタートを切りました。

 実は、現在第一線で活躍する声優の中には、子役やアイドルなど芸能界から声優界へ転身した人がたくさんいます。今回は、そんな華麗な転身を果たした声優をご紹介します。

秦佐和子:SKE48から夢だった声優へ

秦佐和子
※画像は公式サイトより
 長谷川さんと同じようにAKB48系列を卒業し、声優になったのは元SKE48の秦佐和子さん(30)です。2009年に「SKE48第三期メンバーオーディション」に合格し、2013年までアイドルとして一線で活動。2015年に声優事務所、マウスプロモーションに所属し、声優としての道を着実に歩んでいます。

 SKE48加入前に1年半ほど日本ナレーション演技研究所に通っていた経験もあり、もともと声優を目指していた秦さん。SKE48卒業後、プロ・フィット声優養成所に通った後、現在の事務所に所属しており、夢をあきらめないで継続した成果が現れています。

 現在はゲームやテレビアニメなどを展開する「BanG Dream! シリーズ」で、人気のキャラクター若宮イヴ役を担当するなど、物語の主要メンバーとなる役を任されることが増えている秦さん。SKE48時代に培ったアイドル魂を持ちつつ声優としてますますの活躍を期待したいですね。

花澤香菜:「さんま大先生」出身の人気声優

花澤香菜
花澤香菜2nd写真集「遠い口笛」 (TOKYO NEWS MOOK)
 可愛らしく透き通った声と、儚げな容姿、そして天然な性格でファンを魅了し、「日本一忙しい女性声優」とも言われる花澤香菜さん(30)。元子役として芸能界で活動していた時期がありました。

 幼稚園の頃より子役として活動し、1996年からの約4年間は、バラエティ番組「やっぱりさんま大先生」(フジテレビ系)にレギュラー出演。また、2001年にはKinKi Kidsの堂本剛さん(40)が主演を務めたドラマ「ガッコの先生」(TBS系)では、生徒役としてレギュラー出演も果たしています。

 ここ数年数え切れないほどのアニメやゲームなどに声優として出演している花澤さんですが、これからもまだまだその人気は衰えそうもありません。日本一忙しいと言われるくらい活躍しているのは、ファンにとって嬉しいことかもしれませんが、長く活躍してもらうためにもあまり無理はしないでほしいですね。

立花理香:スカウトから始まった美しすぎる声優

立花理香
立花理香2nd写真集『みやび』(DVD付き)(AKITA DXシリーズ)
 アニメやスマホゲームとして展開している「アイドルマスター シンデレラガールズ」での小早川紗枝役や、今年4月から放送されている「8月のシンデレラナイン」で阿佐田あおい役を務めるなど主役級の役を演じることも多い立花理香さん(32)

 立花さんは美人声優としても注目されていますが、それもそのはず。芸能界へのデビューは2009年、スカウトをされたのがきっかけだったのです。立花さんはスタイルの良さも買われ、モデルとして活躍していたこともあり、見た目の面でも人気がある声優の一人とも言えます。

 現在も声優だけではなく、タレントや女優としてテレビやラジオでも活動している立花さん。美しすぎる声優は、今後どのような方向で活躍の幅を広げてくれるのか楽しみです。

飯田里穂:てれび戦士がラブライブ!声優に



 2010年よりスタートしたプロジェクト「ラブライブ! School idol project」の星空凛役として声優デビューし、また同プロジェクトのユニットであるμ’sのメンバーでもある声優の飯田里穂さん(27)

「りっぴー」という愛称で親しまれる飯田さんですが、実はもともと子役として活動していました。小学校2年生から活動していた飯田さんは、2000年にドラマ「百年の物語」(TBS系)で女優デビューを果たします。

 2006年には映画『星砂の島のちいさな天使~マーメイドスマイル~』にて主演を務めています。そんな彼女ですが、子役として注目を集めたのは2002年度から4年間出演していたNHKの「天才てれびくん」シリーズでした。

 声優として活動する前にてれび戦士や女優として芸能界を経験してきた飯田さんは、これからも声優や歌手として様々な顔を見せてくれるはずです。

悠木碧:元子役が若手No.1の呼び声も

悠木碧
『悠木碧フォトブック プラネタルミナスsupernova 』(主婦の友社)
 2011年放送のアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』で主役の鹿目まどか役を演じ、大きな注目を集めた声優といえば悠木碧さん(27)。悠木さんは若手ながらその高い演技力で、どんな役でもこなす実力派声優です。

 そんな悠木さんですが、実は花澤香菜さんと同じく「やっぱりさんま大先生」(フジテレビ系)などに出演する過去を持つ元子役なのです。小学5年生の頃アニメ『キノの旅』で声優初挑戦をしたのをきっかけに声優業に興味を持ち、その後2008年頃からは声優としての活動を中心に行っています。

 その実力で今ではアニメや映画、そしてラジオなど引っ張りだこの悠木さん。歌手としての活動も注目されており、声優という枠にとらわれず様々な場面での活躍を期待する声がより一層大きくなっていきそうです。

声だけでは注目されにくい世界に

 かつて声優はメディアにあまり顔を出さず、声だけで活動する人がほとんどでした。しかし、昨今ではその容姿やキャラクターも重視され、声の良さや演技力の高さのみで注目をされる機会が減っている世界になっています。

 また、ダンスができたり、歌がうまかったり、楽器の演奏ができるなど声優以外の特技がある人が注目されやすくなっているのも事実です。

 本来、声一本で勝負する声優という職業ですから、そこまで多くを求められるのは、声優を目指す人にとっても厳しいこと。実力が重視され、素敵な声の演技ができる声優が人気になる世界は、もはや過去の話なのかもしれません。

<TEXT/つる>

【つる】

食べること、お酒、音楽、辛いものが大好き。30代になっても派手髪から抜け出せません。外に出るのはお酒が待っている時だけという姿勢を崩さず、今日も適当に生きています

『悠木碧フォトブック プラネタルミナスsupernova 』(主婦の友社)