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目下、食品業界でその健康効果が注目されているピーナッツ。ツヤツヤな肌をキープし、認知症も予防。そんな“老けない体”を作ってくれるというのです――。

アーモンドくるみなど、ナッツ類の健康効果はこれまでにもたびたび話題になってきましたが、いま食品業界が注目しているのはピーナッツに含まれる豊富な栄養素です」

そう話すのは、ナッツ類の研究を長年続けている慶應義塾大学医学部の井上浩義教授だ。ピーナッツミネラルビタミンタンパク質、植物由来の脂質などの栄養素が豊富で、特筆すべきはその“抗酸化作用”だという。

ピーナッツの薄皮部分には、レスベラトロールというポリフェノールがふんだんに含まれており、この成分には血管を若々しく保つ働きがあります。これはほかのナッツ類と比較しても群を抜いています。以前にハーバード大学が行った研究でも、《ピーナッツを毎日食べ続けると、生活習慣病などによる死亡リスクが20%下がる》という報告がされています」(井上教授・以下同)

手軽に食べられるピーナッツに、そんなにすごい健康効果があるとは! さらに、ピーナッツから得られる効果は、女性にとってうれしいものが多いと井上教授。その効果は次の5つだ。

【1】お通じがよくなり、腸がイキイキ!
【2】高い保湿効果で、肌がツヤツヤに!
【3】脳の血流が活性化し、認知症の予防に!
【4】網膜の細胞が保護され、目の老化防止に!
【5】良質な脂質で、動脈硬化の予防に!

これほどまでの若返り効果をもたらすピーナッツは、“最強食材”といってもけっして過言ではないだろう。

さっそくピーナッツを食べる習慣を始めたいところだが、井上教授によれば、若返りの効果を十分に発揮させるには食べ方や選び方に注意が必要だという。ポイントは次の4点だ。

【1】必ず薄皮付きのものを!

「薄皮をとってしまうと、大切なポリフェノールがほとんど失われてしまいます。健康効果を得るためには、ピーナッツは必ず薄皮付きのものを選ぶようにしてください。市販のものはきちんと密封されたもの、素焼きのものを選ぶようにするとよいでしょう」

【2】目安は1日30粒

ピーナッツは太る”という先入観を持つ人もいるだろう。もちろん食べすぎには注意だが、ピーナッツカロリーは、30粒でおにぎり約1個分。

「間食でついつい甘いものに手が出てしまうよりは、ずっといいでしょう。小腹がすいたときに手軽に食べられるのも、ピーナッツのよいところです」

【3】朝起きてひとつまみ

「人間の体が1日のうちで“酸化”のピークを迎えるのは正午です。朝一番にピーナッツをひとつまみ食べることで抗酸化物質を摂取し、体を酸化から守ることができます」

【4】味付きでないものを

できれば味が付いていない素焼きのものが好ましいが、食べにくさを感じる人は、塩味やハチミツなどの味付きでも構わないという。ただし、塩分過多のものを食べることで、せっかくの健康効果を台無しにしてしまうことのないように気をつけたい。

若々しさをキープするために、手軽に食べられる“最強食材”ピーナッツ30粒を、毎日の習慣にしてみては。