世の中には、関わることでプラスの効果をもたらしてくれる人と、マイナスにしかならない人がいます。特に業務上の付き合いともなれば、無難に職場で過ごしていくためにも、精神的に負荷のかかる上司や同僚とはできるだけ関わりたくないものでしょう。

そこで今回は、筆者自身の経験や周囲の人たちから聞いた話をもとに、無難に過ごすために注意すべき人の特徴について見ていきます。

聞くだけでアクションを取らない上司

同僚や先輩の問題行動などを相談しても、「伝えておく」などと言いながらそのままずっと放置をするような上司は、内容にもよりますがキケン度が高いと言えるでしょう。

【事例】

「医療系のルールで複数人でやるべきことの協力を頼んだら、先輩に『はぁ? みんな1人でやってるよ』と面倒臭そうに言われ、次から頼みにくくなった。上司に相談したけど、本人に伝えてくれた様子もないし、周りも『あの人は言っても聞かないから』と放置気味。しばらくはその人とペアなのに…」

どんな職場でも、こちらの相談に何もアクションを取ってくれない上司は困りますよね。特にこのケースのような介護や看護など命を預かる現場では、ルールを厳守することはとても大切なことです。それに、もし無理をして1人で処置をしているときに何かあったら、取り返しのつかないことになってしまう可能性もあります。

このように緊急性の高いケースでは、上司のさらに上の人や人事部などに相談するなど、悩みを自分一人で抱え込まないようにしましょう。

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「天使が悪魔に大変身」な人

上司の前では天使のスマイル、後輩や新人の前では悪魔に大変身する人、身の回りにいませんか? こんな人は思わぬ事態を招くことがあります。

【事例

「A子さんに二面性があるのは知っていましたが、実害があるわけじゃなかったし、他の人があからさまに避けていてなんだか気の毒というのもあって普通に接していました。でも、だんだんと自分に対する上司の風当たりが厳しくなって真相を探ってみたら、私がA子さんに仕事を押しつけるなどこっそりイジメていることに…。美人でスタイルもいいA子さんは男性からは評判がよかったので、私は『後輩のくせに嫉妬で先輩をイジメる悪い後輩』のレッテルを貼られていました。しばらくはキツかった!」

関わり合いになることで足元をすくわれることが多いのが、こうした裏表のある人です。二面性があり、上司や異性に自分を評価してもらうことに生き甲斐を感じている人は、自分の評価を上げるための手段として人を貶めることもあります。

「気づいたときには悪者扱いをされていた」といった事態に陥らないよう、二面性がありそうな人には日頃から注意しておきましょう。

部下を怒鳴る・バカにする上司

もう、そんな時代じゃないんじゃない?とも思いますが、まだまだいます。部下を怒鳴ったり、みんなの前でバカにしたりする上司。こういう上司は、部下の自尊心を傷つけ、学ぼうとする心や仕事に対する意欲を低下させてしまうため注意が必要です。

【事例】

「『だからお前はダメなんだよ』と、みんなの前でバカにしたり、人を怒鳴りつけたりする上司がいて、自分も新人だったけど怒りがおさまらず『何でいつもそんなにエラそうなんですか?』と無表情で聞いてみたら、次の日からマンガみたいにおとなしくなった」

世の中には理不尽な上司もいます。その上司の態度や言動で気持ち良く仕事ができない場合には、部下や同僚と力を合わせてさらに上層部と掛け合ったり、ハラスメントなどの相談部署に相談を持ちかけたりしてみましょう。それでもなんら改善されず、よけいに上司の態度や言動が酷くなるようなら、転職についても考えてみるのもよいでしょう。

じわじわディスってくる人

普段は仲良くしてくれるのに、他の人が会話に混じるとあなたのことをディスってくる同僚も、程度によっては避けるべきです。別にオープンにしても構わないような話なら笑い話として聞き流せますが、下記のような状況が続く場合には距離を置いたほうが無難と言えるでしょう。

【事例】

◾︎私がBくんのことを好きだと知っているのに、Cさんは「〇〇って、女子だけになると下ネタがスゴいの!」「化粧落とすと、目が豆みたいになるよね!」とか言ってくるんだけれど、悪気はないかもしれないしキツく言えない。

◾︎Dにしか言っていない自虐ネタを、「こいつ、自分のワキとか履いてた靴下の臭い嗅ぐのが好きらしい~!キモくない?」と女子社員の前で暴露。これはキツかった。

◾︎E子と同じ人を好きになってしまい、お互いの恋を応援しようって言ってたのに、その人の前で「〇〇って、誰にでも媚びるとこあるでしょ? 私、そういうの苦手だから」とか言われて、あきらかに引かれるハメに…。

自分の印象や評価が著しく低下してしまうようなことを言う相手とは、できるだけ事務的な関係にとどめるのがおすすめです。

まとめ

毎日を穏やかな気分で無難に過ごしたいという人は、今回紹介した事例を参考に、マイナス作用を及ぼす人たちを嗅ぎ分けてくださいね。そして自分自身のメンタルを傷つけないためにも、できるだけ距離を置くよう心がけましょう。また、自分自身が人の足元をすくうような、周囲に負のオーラを放つような人間になっていないか、わが身を振り返ることも大切です。