V6・井ノ原快彦主演のテレビ朝日系ドラマ「特捜9 season2」第10話(19日)の平均視聴率が、12・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録した。

 同ドラマは初回で15・2%を記録。以降、11%台から14%台で推移。06年4月期放送開始のシリーズ「警視庁捜査一課9係」が高視聴率を記録していたが、主演の渡瀬恒彦さんの死去により、新シリーズとして同ドラマが18年4月期にスタート。今回がシリーズ第2弾となった。

 「人気シリーズを引き継いだだけに井ノ原は当初、かなりのプレッシャーを背負っていた。しかし、新シリーズから登場した大御所・寺尾聰からのアドバイスを受け、それほど気負わずにできるようになり、ドラマの役柄同様、現場で中心的な役割を果たしています」(テレ朝関係者)

 今後も定番シリーズとなりそうな同ドラマだが、現場での確執が漏れ伝わってきたことを、発売中の「女性セブン」(小学館)が報じている。

 同誌によると、今月13日、都内の繁華街にある飲食店で打ち上げが行われ、井ノ原、寺尾をはじめ、羽田美智子、吹越満らレギュラーキャストが出席したという。

 しかし、「9係」時代からレギュラー出演していた津田寛治は「スケジュールの都合」で出席せず。しかし、欠席した理由は他のところにあるという。今シリーズからの監督のやり方に対して不満を抱えており、撮影現場でスタッフたちの前で前作までの監督を絶賛してしまい、不穏な空気が漂ったというのだ。

 「津田のせいで現場の“和”が乱れるようであれば、次のシリーズから津田を外すこともありそうだが、とりあえずは井ノ原が津田と話し合うことになりそう。もはや、井ノ原は“現場監督”のような立場になっている」(同)

 次のシリーズのキャスティングが注目される。

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