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梅雨前線が停滞している奄美地方では、大雨になっています。21日昼過ぎまで、局地的にカミナリを伴い非常に激しい雨の降る恐れがあり、土砂災害に警戒が必要です。

奄美地方 バケツをひっくり返したような雨の所も

奄美地方に停滞している梅雨前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、奄美地方では大気の状態が不安定になっています。奄美地方では、発達した雨雲がゆっくり東へ進んでいて、鹿児島県伊仙町では、8時23分までの1時間に45.5ミリの激しい雨を観測しました。
また、20日14時から21日8時までの総降水量は、瀬戸内町古仁屋で107.5ミリ、喜界島で64.0ミリ、天城で63.0ミリに達しています。

昼過ぎまで 土砂災害に警戒

奄美地方では、昼すぎまで、局地的にカミナリを伴い、1時間に50ミリの非常に激しい雨の降る恐れがあります。鹿児島県喜界町瀬戸内町では、これまでの大雨により、すでに地盤の緩んでいる所があります。少しの雨でも、土砂災害に警戒が必要です。低い土地の浸水や川の増水、落雷、突風にも、ご注意下さい。

奄美地方で 激しい雨を観測 土砂災害に警戒