俳優・田中要次と作家・羽田圭介の新コンビによる「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z」(テレビ東京系)の最新回が、6月29日に放送されることが発表された。新潟の越後湯沢から山形の山形駅を目指すという。

 太川陽介と蛭子能収の名コンビから今の新コンビに変わって、番組の評価と視聴率は今ひとつ。しかも、本家の太川と蛭子が「太川蛭子の旅バラ」(テレビ東京系)で、バス旅に復活したため、新コンビの存在価値が薄れる事態に。3月16日放送の第9回では、ゴールできなかったらクビというルールを設定されている。なんとかゴールし、クビがつながった。

 今回は「ゴールできなかったらクビ」ルールはないものの、2人の危機的状況は変わらないようだ。田中によると、今回失敗したら次の回でクビルールが復活すると番組から宣告されたという。

「まさに崖っぷちという状態ですが、今回の旅はかなり厳しいものになるはずです。ゴールの山形市は東に奥羽山脈、西に朝日連峰があり、山越えをしないといけない可能性が高い。また、スタートからゴールまでの直線距離はそれほど長くありません。過去の旅から見て、こういう場合はバスを細かく乗り継ぐか、たくさん歩く必要があるんです。おそらく後者でしょう。ひとつルート選択を間違えると、それが致命傷になる可能性もありますね」(テレビ誌ライター)

 第9回の放送でクビルールが設定された時、テレビ東京は2人をやめさせたいのではないか、と噂された。どうやらそれは本気で、今もクビにしたいのかもしれない。

「ちなみに、バス旅は『マドンナが若い回はたくさん歩くはめになる』とされています。今回のマドンナは水野裕子。総合格闘技の経験もある元アスリートで37歳。どうやらかなり歩くことになりそうですね(笑)」(前出・テレビ誌ライター)

 放送決定の発表に合わせて、田中は「先代お二人のバス旅も復活してますから、もしかしたら僕らは想定外に生き残っているだけなのかもしれません」とコメントしている。新コンビがこの先も生き残れるのか、放送に注目だ。

アサ芸プラス