後半10分、フリーで抜け出したカバーニと対峙 プレッシャーをかけてシュート阻止

 森保一監督率いる日本代表が現地時間20日のコパ・アメリカ南米選手権グループリーグ第2戦でFIFAランキング8位のウルグアイ代表と対戦し、2-2と引き分けた。昨夏のロシアワールドカップ以来の代表戦出場となったGK川島永嗣(ストラスブール)は、相手エースFWエディンソン・カバーニパリ・サンジェルマン)との1対1でビッグセーブを披露し、「完全に抜けていた」というワンシーンを振り返っている。

 日本は2試合続けて4-2-3-1を採用し、同25分にMF三好康児(横浜F・マリノス)の一撃で日本が先制。しかし、DF植田直通(セルクル・ブルージュ)がカバーニを蹴ったとして、VAR(ビデオアシスタント・レフェリー)の介入によりPK判定で同点弾を献上した。

 後半14分、DF杉岡大暉(湘南ベルマーレ)のクロスをGKフェルナンド・ムスレラ(ガラタサライ)が弾き、三好が詰めて再びリード。だが同20分、左CKからDFホセ・ヒメネス(アトレチコ・マドリード)に同点弾を奪われた。

 2-2ドローに終わった一戦で、存在感を放った1人がGK川島だ。好守を連発したが、なかでも後半10分のビッグセーブは評価に値する。植田と入れ替わったFWルイス・スアレスバルセロナ)がスルーパスを送り、カバーニフリーで抜け出す。川島と1対1というピンチのなか、相手の動きを見極めた川島が冷静に反応。カバーニシュートを見事に食い止めた。

「完全に抜けていた」とカバーニフリーで飛び出した場面を振り返り、「できるだけプレッシャーを掛けようと……」と言及。前に出てコースを限定し、カバーニプレッシャーをかけ、最後は見事にピンチを食い止めた。

 ロシアW杯以来の代表戦出場に「個人的には、常に選ばれる準備をしている。質の高いパフォーマンスを見せるためにやるのは、試合に出ても出なくても変わらない。使ってもらえた以上、若いチームを後ろからサポートすることを見せられれば」と語る。

 36歳のチーム最年長がウルグアイの攻撃を何度も阻止し、チームに勝ち点1をもたらした。(Football ZONE web編集部・大木 勇 / Isamu Oki)

ビッグセーブを披露した日本代表GK川島永嗣【写真:AP】