勉強熱心な子供は、親にとって嬉しい存在だろう。しかし、知識を蓄積する時期なだけに、意図せずユニークな発言をしてしまうことも。
元カリスマギャルモデルで、現在は3児の育児のかたわら、心育児研究家として活動する日菜あこのブログが話題になっている。
■東京都の(都道府)県庁所在地は……
テスト期間中ゆえ、中1の長女がテスト勉強していたという日菜。勉強していることを褒めたところ、やる気満々になったという。
しかし、社会のテスト勉強で「県庁所在地」を覚えていたため、「東京の県庁(正確には都庁)所在地はどこでしょう?」と質問したところ、まさかの「え…東京は…江戸?」という返答が返ってきたんだとか。
母である日菜も驚いたようで、「江戸って…」とひっくり返りそうになったと綴った。
■読者も困惑「でもどこなんだろう…」
たしかに、江戸時代がすでに終わっている以上、東京都の都庁所在地が「江戸」であるはずがない。
しかし、一方で「そう言えばどこなんだろう?」と思った読者も少なくなかったようで、コメント欄ではこんな反応も。
「答えは何ですか?」
「日本の首都は東京ってなるけど、東京都の都庁所在地ってあんまり聞かない様な気がしました」
■東京都の都庁所在地はどこなのか
では、実際問題、東京都の都庁所在地はどこなのだろうか。東京都政策企画局HPでは、以下のように記載されている。
「都道府県庁の位置は、条例でこれを定めるよう、地方自治法で定められている」
「東京都では『東京都庁の位置を定める条例』により、東京都新宿区西新宿二丁目と定めている」
都道府県庁所在地は、その言葉通り県庁や都庁のある場所。つまり、東京都の都庁所在地は新宿区西新宿二丁目となる。
■地図上の記載も特殊
ちなみに、国土地理院の発行する50万分の1の地図には、「市町村の名称はすべて表示する」「都道府県庁の位置は◎で表示する」というルールがあるのだが、東京都の23区は特別地方公共団体であって市町村ではないため名称を記載しておらず、その結果、東京の場合は◎の表示の脇に「東京」と記載するという慣例があるのも影響しているようだ。
また、もともと都庁は91年の移転前は丸の内(千代田区)に存在したため、「東京の都庁所在地は東京」と聞いても、違和感を覚えることもなかったのかも。
■約4割が「受験が終わっても勉強しておけば…」
しらべぇ編集部が全国の20~60代の男女1378名に調査を行なった結果、「受験勉強が終わっても勉強しておくべきだった」と回答したのは全体の約4割。
少なくない人が、大人になってからも勉強を続けておくべきだったと後悔しているようだ。
はたして、日菜の娘は正しい知識を得られたのだろうか。テスト勉強がうまくいき、期待通りの成績をおさめられることを応援したい。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年5月20日~2016年5月23日
対象:全国20~60代の男女1378名(有効回答数)
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