明治安田生命J1リーグ第16節が22日から23日にかけて開催。22日のパロマ瑞穂スタジアムでは、5位・名古屋グランパス(勝ち点25)が15位・清水エスパルス(勝ち点16)をホームに迎える。

◆上位踏みとどまりへ~名古屋グランパス
前節の大分トリニータ戦を1-1で引き分けて、連敗を「2」ストップした名古屋。しかし、4試合白星から遠ざかり、この間に順位も2位から5位に落としている。ただ、大分戦では負傷していたFWジョーが復帰したことでターゲットができ、チャンスを多く創出。風間八宏監督も逆転ゴールが生まれなかったことは嘆くも「あれだけ相手を押し込めて、しっかり中を崩せていたことに関してはチームの成長」と内容の改善に手応えを示している。

今節、迎える相手は昨シーズンリーグ戦でダブルを喫した清水。シーズン折り返しが近づき、中位陣も勝ち点を積み重ねている中、5試合ぶりリーグ戦白星で上位に踏みとどまりたいところ。ターンオーバーで臨んだミッドウィークYBCヴァンカッププレーオフステージベガルタ仙台戦(2-0で勝利)に続き、勝利を飾れるか。

◆残留争い脱却への一歩を~清水エスパルス
篠田善之監督就任以降、リーグ戦2勝2分けと無敗の清水。徹底した対策から相手の良さを消すサッカーで復調を遂げようとしている。前節の横浜F・マリノス戦では、後半開始からのシステム変更、ルーキーFW西澤健太の投入などが嵌ると、相手選手の退場も重なり、終盤の2ゴールで劇的逆転勝利。順位も最下位から残留圏内の15位にまで浮上し、ムードも高まっている。

ただ、篠田体制に以降後、クリーンシートは一度もなく、公式戦5試合9失点という数字は気になるところ。特に今節の相手は得点数リーグ3位の名古屋。最近でこそ鳴りを潜めているものの、チャンスは多く創り出しているだけに修正したい。清水はミッドウィークに試合がなく、万全の状態で名古屋戦を迎える。前節の大きな勝利を無駄にせず、無敗継続で残留争い脱却への一歩を踏み出せるか。

【予想&フォーメーション】
名古屋グランパス[4-4-2]

(c) CWS Brains, LTD.
GK:ランゲラック
DF:宮原和也、中谷進之介、丸山祐市、吉田豊
MFガブリエルシャビエル、米本拓司、ジョアン・シミッチ、和泉竜司
FW:長谷川アーリアジャスール、ジョー
監督:風間八宏
大分戦からの変更点はなし。前節移籍後初ゴールを記録したDF宮原和也は右サイドバックに。逆サイドのDF吉田豊は古巣戦を迎える。トゥーロン国際大会で輝きを放ったFW相馬はベンチスタートか。

清水エスパルス[4-2-3-1]
(c) CWS Brains, LTD.
GK:西部洋平
DF:エウシーニョ、ファン・ソッコ、二見宏志、松原后
MF:ヘナト・アウグスト、竹内涼
MF:金子翔太、北川航也、中村慶太
FW:ドウグラス
監督:篠田善之
前節ヒーローに輝いた西澤の先発の可能性もあるが、横浜FM戦同様の先発メンバーを予想。風間八宏監督と川崎フロンターレ時代に師弟関係にあったGK西部洋平、DFエウシーニョは恩師の前で躍動なるか。DF立田悠悟はコパ・アメリカに参戦中。

【注目選手】
ジョー(名古屋グランパス)
(c)J.LEAGUE PHOTOS
上位踏みとどまりへのカギを握るのはジョーだ。前節、3試合ぶりに復帰を果たすとポストプレーで相手の脅威となり、自身の不在時に停滞していた攻撃陣を活性化。負傷明けながら調子の良さを見せた。しかし、惜しくも自身にゴールは生まれず。今節は自身のゴールで1カ月半ぶりの勝利に導きたい。

北川航也(清水エスパルス)
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一方、清水の注目選手はFW北川航也だ。今シーズン、ここまで5ゴールを記録している若きエースは篠田監督就任以降、トップ下での起用が増加。スコアラーとしてだけでなく、攻守としてキーとなるタスクを任されている。昨シーズン名古屋とのリーグ戦では2試合2ゴール。前節の横浜FM戦では、同級生の西澤が活躍しているだけに負けてられない。

◆順位が大幅に変化する可能性を持つ重要な一戦
リーグ戦5試合ぶり白星を目指す名古屋と、5試合無敗となる連勝を飾りたい清水。順位では名古屋が上をいくものの、勢いは清水にある状況だ。

名古屋は上位踏みとどまりへ、清水は残留争い脱却に向けて今節は、是が非でも勝利が欲しいところ。名古屋は勝利すれば、最大で2位浮上。敗れれば、8位転落の可能性もある。一方の清水は勝利すれば最大で11位浮上。敗れれば最下位に逆戻りの可能位も…。今節の勝敗が今後に向けて、より重要なものになる。名古屋vs清水の一戦は、22日(土)の19時キックオフを迎える。
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