牝馬が馬券に絡む事が多いレースですが、斤量が2kg軽い56kgが有利というより、牡馬でもレベルの高いメンバーでの58kgはきついのかもしれません。今回のメンバーでは、斤量56kgはリスグラシューで、これがもしかしたら、一番馬券に絡みやすいのではないかと思ってしまうほどです。ところが、確変中の角居厩舎がまた内枠1番を引き当てています。しかも、前に行くキセキで、絶好のポジションなのかもしれません。実績を見ても申し分ないし、鬼に金棒だと思ったのですが、よく見ると隣に天敵のレイデオロがいるのです。

 近走はレイデオロの方が好成績です。よりによって隣とはニクい演出となりました。更に、エタリオウを置いて阪神で馬券から外れた事のないアルアインがいます。強運から一転して、危うしキセキです。キセキのスタートが決まって前に行くのは良いのですが、その後ろで、アルアインに最内からピッタリマークされては大阪杯の二の舞になってしまうし、後ろからは、レイデオロとスワーヴリチャードリスグラシューが様子を窺っています。

 頭数も少ないので、後ろから来る馬も前に壁が出来る可能性は低くなっています。みんながキセキを目標にしてきますので、キセキとしては内枠で良かったのか、逆に最悪のポジションになってしまったのかもしれません。だからと言って後ろから行ったのでは、昨年の悪夢を二度見る事になってしまいそうです。やっぱり前に行くしか無いのですが、もしかしたらスティッフェリオのスタートが決まって前に出てくれれば、2番手からの競馬が出来るかもしれませんけど、希望的観測なので辛い状況だと思います。

 マカヒキも前走だけ見れば、前が塞がってしまい外に出すのに苦労していたので、少頭数になると、最終コーナーからの追い出しで素直に真っすぐ走れたら前走も3着はあったと思います。一見は鬼に金棒ですが、今回はキセキに取っては不運の枠順なのかもしれません。落ち着いて見れば、レイデオロかなと思いますが、海外帰りの法則があるので、そこだけが凄く不安です。

 もし、キセキ、アルアイン前のラインが崩れて、海外帰りの1戦目の法則のレイデオロまで発動すると、まさかのエタリオウ、マカヒキ、スワーヴリチャードリスグラシューという可能性もあると思います。それと、阪神で馬券から外れた事のないスワーヴリチャード、アルアインリスグラシューの展開も予想しています。

ワイドBOX 2、4、11、12
ワイドBOX 1、7、3

藤川京子