婚活では、どんなに美人でも実家暮らしは不利です。なぜならば、実年齢よりも生活力が乏しい方は選ばれにくいから。

でも、ずっと実家暮らしの方が一人暮らしを始めるハードルは高いですよね。そこで、家探しで失敗する実例や何をすべきか調べてみました。

実家暮らしは男女とも婚活不利。一度は一人暮らしを

こんにちは。恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。

昭和なら、実家暮らしはお嬢様というイメージもあったかもしれません。しかし、女性も一定の年齢を超えれば実家暮らしはモテないのです。恋愛jpが2017年150人の男性を対象に、彼女にするなら「実家暮らし」と「一人暮らし」どちらがいいか調べたところ、86%の男性が一人暮らし派でした。(https://www.ren-ai.jp/94173

婚活でも実家暮らしは不利です。もし一度も一人暮らしの経験がない場合、家計のやりくりの経験がないため、食費、電気代、家賃はいくらが妥当なのか分からないことが多いでしょう。生活を共にする相手として、生活力が低すぎる方は選ばれにくいのです。

独身30代40代の女性というと、仕事をバリバリやっていて自立している女性というイメージを持つ方もいるでしょうが、実際は30~40代独身者の中に実家暮らしという方は多いのです。

総務省統計研修所の「親と同居の未婚者の最近の状況(2016)」によると35~39歳女性のうち16.7%が、40~44歳のうち11.8%が実家暮らし未婚です。35~39歳女性の未婚率は23%、40~44歳女性の未婚率は19.1%です。

もし、結婚したいと思っている実家暮らしの方がいるなら、まず一回は一人暮らしを経験して生活力をつけることも婚活になりえるでしょう。

https://www.stat.go.jp/training/2kenkyu/pdf/parasi16.pdf

一人暮らしを挫折する完璧主義の独身者

ずっと実家暮らしという20~40代の方から、一人暮らしをしようとしたけれど途中で契約を白紙にしたという事例を聞くことがあります。自分の条件に合う家が見つからず、不動産屋に不信感を持ち、決めた家を契約直前でキャンセルしたというのです。

「なんか、この家ではちゃんと生活していけるか不安だった」

と理由はけっこう漠然としている方が多いよう。

転勤などのように期日が決まっているわけでもなく、今住む家はあるので、いくらでも時間をかけて悩んでいることができます。試しに一度住んでみれば、どんな家が自分に向いているかも分かるかもしれないけれど、今まで変化を拒んできた方は「試しにやってみる」と気軽に挑戦することができず、100%じゃなければやらないという完璧主義者も多いのです。

出会い探しも家探しも、完璧なものを探して1年2年過ぎ、年齢が上がればより困難になるもの。手取り20万前後の収入だとしても、実家暮らしは可処分所得が高いでしょう。お金のやりくり等の生活力はなくても、海外旅行やオシャレなお店での飲食、買い物といった「大人気分になれる消費」はやってきているでしょう。

初めて一人暮らしをする人は住み心地とは関係ないことを重視しがち

株式会社LIFULLが運営するLIFULL HOME’S 住まいの窓口でアドバイザーをしている牧野郁恵さんに、初めて一人暮らしをするための重要ポイントをうかがいました。

牧野さんはLIFULL HOME’S住まいの窓口で初めての家探しや見知らぬ土地で賃貸住宅を探す方の電話相談を受け、おすすめのエリアや不動産会社紹介をしているそうです。

LIFULL HOME’S住まいの窓口 牧野さん

「初めて一人暮らしをするという方が重要視しがちな条件は“オートロック”と“築浅(新築~10年未満)”です。この条件の物件を都心で探すと家賃が1R(15平米以上)で10万円以上してしまいます。 

後の生活が苦しくならないように、家賃は手取り月収の2.5割を目安にすることをおすすめしております。家賃が高くても利便性含め居住空間に生活の重点をおくなら2.5割以上でもいいと思いますし、他の出費があるようでしたら2.5割以下に下げたほうがいいでしょう。優先順位の付け方は自由ですが、もしオートロックで築浅物件に住むとなると、手取り月収40万くらいの収入になります。

一方で、一人暮らし経験がある方は日当たり等の住み心地に直結することを条件にして家探しをされ、オートロックや築浅をさほど重要視しない方も多くいらっしゃるので、こだわる条件を変えてみてはいかがでしょうか。

エリアについても、イメージで『新宿勤務だから中央線京王線で』と路線を決めてしまう方が多いのですが、同じ通勤30分圏内でも逆の方面にエリアを広げることで条件にあう物件に出会える場合があります。新宿を拠点に考えた場合、やはり中央線は人気エリアのため条件にあう物件に出会えない場合もありますが、千葉方面の総武線地下鉄も検討してみると物件の選択肢が広がる場合もありますよ」

一人暮らしを始めるなら6~7月がおすすめ

「一人暮らしの初期費用は家賃5か月分ぐらいが目安です。家賃7万円なら35万円で、内訳は仲介手数料、前家賃、次の家賃、火災保険料、鍵交換費用、クリーニング料などです。初期費用を少しでも抑えたい気持ちになりがちですが、不動産会社のしっかりしたサポートを受けるうえでも仲介手数料は重要な費用とお考えいただいたほうが良いですね。

不動産会社に行く際は担当者が外出して不在であることも多いため、事前予約をおすすめします。また、服装から支払い能力などをチェックされる場合もあるため清潔感がある服装で行くようにした方がいいです。もし、女性一人で不安な場合は、誰かに付き添いをお願いしてもいいでしょう。

長期的にいい物件があれば……と思い情報収集される方もいらっしゃいますが、賃貸物件はお洋服等のように『お取り置き』が残念ながらできません。一人暮らしを始めるのであれば1~2か月前から家探しを始めるとよいでしょう。

内見して『いいな』と思う家が決まったら入居審査があり、1週間ほどで結果が出ます。契約手続きをして2週間~3週間後にはその家に入居可能です。

初めて一人暮らしをする方が忘れがちなのが、ガスや電気の開設手続きと、照明器具やカーテンなどの用意です。引越ししてカーテンがないと外から丸見えですし、照明器具がないと暗くなると何もできませんので早めに準備をしましょう。

6~7月は不動産会社も比較的落ち着いている時期。繁忙期に比べ丁寧に接客してくれる可能性もあるので、案外おすすめの時期です。家賃が下がる可能性もある時期ですので初めての一人暮らしであればこの時期はおすすめです」

☆☆☆

「安全なオートロックで、築浅」と住み心地とは関係ない条件で探す実家暮らしの人と、「安定している公務員か銀行員で未婚、●歳以下」と居心地とは関係ない条件で結婚相手を探す人は似ているなぁと思いました。

安心、安全が保障された家も人もいないので、試しに住む、試しに会うことで自分の人生経験値を上げていく方がいいのに。安心安全が保障された出会いを探して、若さを無駄遣いしないでくださいね

家探しも相手探しも100%希望をかなえることは難しい。

【取材協力】
LIFULL HOME’S住まいの窓口」サポートセンター
家探しの電話相談0120-840-134(受付時間:10時19時)利用無料。
URLhttps://www.homes.co.jp/callcenter/

賢人のまとめ

6~7月に試しに不動産会社に行って、物件を見せてもらっては?100%条件に合う家や男性を探して、時間を無駄にしないように!

プロフィール

恋愛・婚活の賢人 菊乃

出会いがない女性向けの恋愛婚活コンサルタント。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活ブログが人気になり2011年に出版独立。著書は「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。具体的で分かりやすいアドバイスは何からやったらいいか分からない方に好評。
ブログは今も毎日更新。https://ameblo.jp/koakuma-mt/  山形県出身、静岡大学卒。

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