夫婦喧嘩Rawpixel/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

生きている限り病気や怪我をすることもあるだろう。「一生を共にしたい」と思ったパートナーとの幸せな生活。ある日突然、パートナーが要介護状態になってしまった時、どのように受け止めるのだろうか。

 

■2人に1人の割合で

しらべぇ編集部は、全国10〜60代の既婚者・恋人がいる男女1,009名を対象に調査したところ、全体の61.4%が「将来、パートナーが要介護状態になったら、自分が責任をもって介護したいと思う」と回答した。

パートナー要介護状態

じつに2人に1人の割合が、パートナーを自分で看取りたいと考えているようだ。なお、男性66.1%、女性57.8%と、男性にパートナーを献身的に支えたいと考える人が多い傾向も。

 

■50代男性は愛情深い?

また、この調査結果を男女年代別に切り分けていくと、もっとも割合が高いのは50代男性で75.2%と突出している。

パートナー要介護状態

また、男性陣は、20代が4割を下回っているものの、30代以降では6割以上の人が「責任を持って介護したい」と回答。長年連れ添うと夫婦の愛と絆も深まり、最期の時まで添い遂げたいと考えるようになるのだろうか。

一方女性陣では、10・20代においては6割を越えているが、30代以降は5割に留まっている。

女性は男性よりも現実的に物事を捉える傾向があると言われており、「体格差があって大変そう」「両親の介護を目の当たりにして厳しいと感じた」など、気持ちだけでは難しいと感じることがあるのかもしれない。

 

■「覚悟はあります」

実際にパートナーがいる人に、要介護状態になったら責任を持って介護するか、話を聞いてみた。

「その時の状況によります。介護費、医療費もそこそこ発生するでしょうし、フルタイムで働きながら子育て、親とパートナーの介護…となると、できることとできないことが出てくると思う。責任を持ってできるかと言われると正直荷が重いです」(30代女性)

 

「家事・子育て・親の介護と妻には散々迷惑をかけてきてしまった。もし、要介護状態になったとしても感謝の気持ちを忘れず、責任を持って面倒をみたいと思います。妻を愛しているので」(40代男性)

 

「彼と30センチくらい身長差があるので、要介護状態になったら体を支えられる自信はないです。でも大切な人だから、ヘルパーさんを頼りながらも介護する覚悟はあります」(20代女性)

 

大切なパートナーだからこそ、責任を持って支えたいと考える反面、その時の状況にならないと正直わからないという思いもあるようだ。中には、「申し訳ないけど離婚も視野に入れる」という人も。

そこで、今回の調査結果を未既婚別に見ていくと、男女ともに未婚者の割合が高いことが判明した。

パートナー要介護状態

「健やかなるときも、病めるときも…」と誓った夫婦でも、長い結婚生活の中で、パートナーの悪いところが目についたり、親の介護を経験したり…現実的に難しいと感じる場面に直面することもあるだろう。

介護をする側の疲労やストレスは大きく介護破産や共倒れになってしまうケースも少なくないようだ。パートナーや親の介護をしている人に優しい社会になることを願っている。

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(文/しらべぇ編集部・桜花ななこ

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2019年3月22日2019年3月27日
対象:全国10代~60代の恋人がいる男女1009名 (有効回答数)

パートナーが要介護になったらどうする? 50代男性の7割が「責任持って介護」と回答