「週間振り返りVR/AR/MRニュース」では、Mogura VR News / MoguLiveで掲載したニュースの中から見逃せない注目記事をピックアップ。読者の皆さんに、VR/AR/MRの最新情報をギュッと縮めてお届けします。

目次

1.「VIVE Pro Eye」「VIVE Focus Plus」6月28日に国内販売開始(06.17)
2. 本体は“肩載せ” 中国メーカーから150gのVRデバイスが登場(06.18)
3.VR ZONEに続くVR体験施設「MAZARIA」、池袋で7月12日オープン 「太鼓の達人VR」が新登場!
4.ARはどこへ行くのか――世界最大級の業界イベントから見る、ARの現在と未来(前編)
5.【特集】謎の巨人Magic Leap:ドコモが300億円投資した「空間コンピューティング」企業に迫る

「VIVE Pro Eye」「VIVE Focus Plus」6月28日に国内販売開始(06.17)

株式会社デジカは、PC向けVRヘッドセット「VIVE Pro Eye」、一体型VRヘッドセット「VIVE Focus Plus」の6月28日(金)より国内販売を開始します。価格は、「VIVE Pro Eye」186,120円、「VIVE Focus Plus」89,750円(ともに税別、エンタープライズ向け)です。

「VIVE Pro Eye」は、PC接続型のプロフェッショナル向けVRヘッドセット「VIVE Pro」に視線追跡(アイトラッキング)機能を追加。「VIVE Focus Plus 」は、エンタープライズ向け一体型VRヘッドセット「VIVE Focus」の新モデルとなります。

【Topics】
・VIVE Pro Eyeは内部レンズの周囲にセンサーを配置。視線操作、自然な人物表現も可能
・VIVE Focus Plus は新型レンズ搭載。前後左右の動きを認識する6DoFトラッキングも
・専用のアドバンテージパックが同時発売

「VIVE Pro Eye」「VIVE Focus Plus」6月28日に国内販売開始

「VIVE Pro Eye」「VIVE Focus Plus」6月28日に国内販売開始

MoguraVR

VIVE Pro Eyeの体験レポートはこちら。

自然な視線追跡が広げるVRの可能性「VIVE Pro Eye」体験レポ

自然な視線追跡が広げるVRの可能性「VIVE Pro Eye」体験レポ

MoguraVR

本体は“肩載せ” 中国メーカーから150gのVRデバイスが登場(06.18)

2005年創立、中国国内で最も早くVR産業に参入した3Glasses社から、コンシューマー向け超薄型VRヘッドセットX1が登場しました。処理部分を肩に載せて使うプロセッシングユニットにより、150g以下の軽量ヘッドセットを実現。売りは低消費電力、PCやスマートフォンに接続も可能です。

中国国内価格は約47,000円(デバイス、プロセッシングユニット、コントローラーのセット)海外販売は購入先なし。コンタクト先のみの記載です。

【Topics】
・屈折力調整機能で最大600度のフォーカス変更も。近視でメガネなしでもVR体験可能
・高精度の技術で30分以上装着してもVR酔いを防ぐ
・回転のみを検知する3DoFのコントローラーがセットに

本体は"肩載せ" 中国メーカーから150gのVRデバイスが登場

本体は"肩載せ" 中国メーカーから150gのVRデバイスが登場

MoguraVR

VR ZONEに続くVR体験施設「MAZARIA」、池袋で7月12日オープン 「太鼓の達人VR」が新登場!

2019年7月12日(金)、株式会社バンダイナムコアミューズメントは、池袋に新VR体験施設「MAZARIA(マザリア)」(東京都豊島区東池袋 3-1 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル3F)をオープンします。

アニメとゲームに入る場所 「MAZARIA」は、VRデバイスとアニメやゲームを組み合わせた「三次元と二次元の世界をつなぐ狭間の世界」がコンセプト。人気の「マリカーVR」や「ドラクエVR」に加え、新たに最大4名まで遊べる「太鼓の達人VR」も体験できます。

【Topics】
・施設内は4つのエリアで構成
・料金:大人4,500円、子供2,900円(※一部アクティビティは別途専用チケットが必要)
・2019年11月4日まで「オープン記念割」大人4,200円、子供2,700円を実施

VR ZONEに続くVR体験施設「MAZARIA」、池袋で7月12日オープン 「太鼓の達人VR」が新登場!

VR ZONEに続くVR体験施設「MAZARIA」、池袋で7月12日オープン 「太鼓の達人VR」が新登場!

MoguraVR

ARはどこへ行くのか――世界最大級の業界イベントから見る、ARの現在と未来(前編)

世界的なXRの展示会に成長した、AWE(Augmented World Expo)。2019年は、コンピューターを空間で操作する、「スペーシャルコンピューティング(Spatial Computing/空間コンピューティング)」がテーマに。ARデバイス・ARグラスの現況、各企業の取り組みや業界動向をレポートします。

【Topics】
・中国nreal社MRグラス「nreal light」発売時期と価格発表
・導入が進むスマートグラス。グーグル「Glass Enterprise Edition 2」、「DigiLens」、「Vuzix Blade」Northの「Focals
・注目のアップル「ARKit3」。グーグル「ARCore」アップデート、「Google Lens

ARはどこへ行くのか――世界最大級の業界イベントから見る、ARの現在と未来(前編)

ARはどこへ行くのか――世界最大級の業界イベントから見る、ARの現在と未来(前編)

MoguraVR

【特集】謎の巨人Magic Leap:ドコモが300億円投資した「空間コンピューティング」企業に迫る

NTTドコモは米フロリダのスタートアップ、Magic Leap(マジックリープ)と資本・業務提携を行い、国内企業によるVR/AR/MRの分野で最高額の2.8億ドル(約300億円)の出資を行いました。

2011年に設立されたMagic Leapは、2014年頃より、グーグルアリババ等から巨額の資金調達を行い、MR(Mixed Reality/複合現実)ハードウェアを開発。デバイスの詳細を一切明かさないまま、2017年11月MRデバイスの開発者版「Magic Leap One Creators Edition」を発表、“空間コンピューティング/Spatial Computing”の実現に取り組んでいます。

5Gスマホをハブにした「マイネットワーク構想」を提唱するNTTドコモは、2018年5月ごろからMagic Leapと接触を開始。Magic Leapの「空間コンピューティングという世界観へのチャレンジと、着実な進化」に共鳴し、NTTドコモが提供するサービスのMR対応や、5Gパートナー等との連携により、日本市場におけるMRコンテンツの開発および普及を共同で促進することを目指します。

前半では、共感を巻き起こしパートナーシップを広げるMagic Leapの全貌、後半はMagic Leapとの提携により、MRのエコシステム構築と普及を目指す、NTTドコモの狙いに迫ります。

【Topics】
・Magic Leap創業者・CEOロニ・アボヴィッツ氏の人物とビジョン
・直近10年の「AR関連の資金調達」では、総額63億ドル中37%をMagic Leapが占有
・PCが支配「情報処理の時代」から、モバイル「情報を発信拡散の時代」へ、さらにXRで「情報体感の時代」へと変化
・今後の展開、Magic Leap One上陸の時期は?

数十年先の"空間コンピューティング"を見据える企業――謎の巨人Magic Leap特集(前編)

数十年先の"空間コンピューティング"を見据える企業――謎の巨人Magic Leap特集(前編)

MoguraVR

【独占取材】ドコモの300億円投資は"世界を変える"か――謎の巨人Magic Leap特集(後編)

【独占取材】ドコモの300億円投資は"世界を変える"か――謎の巨人Magic Leap特集(後編)

MoguraVR