元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバが、チェルシーからレアル・マドリードへと移籍したベルギー代表MFエデン・アザールの代わりはいないと語った。イギリス紙『イブニング・スタンダード』などが報じている。

 2012-13シーズンからチェルシーに在籍していたアザールは今夏、1億ユーロ(約122億円)の移籍金でレアル・マドリードへと移籍した。チェルシーでは2度のプレミアリーグ優勝やヨーロッパリーグ制覇など、計6度のタイトル獲得に貢献したエースの退団はチェルシーには大きな影響を与えることが予想されている。

 チェルシーの“レジェンド”として知られているドログバ氏も古巣にはアザール退団の影響があると考えているようだ。自身の公式インスタグラムでライブ配信を行った同氏は、「誰もアザールの代わりを務めることはできない。彼は特別なんだ。でも、誰かが出て来なければならない。そして前に進まないとね」とアザールについて言及。「エデン・アザールチェルシーの“レジェンド”だ。それが人生で、それがフットボールだ」と同選手を絶賛した。

 また、ユヴェントスの新監督に就任したマウリツィオ・サッリ監督の後任を探しているチェルシーは、現在ダービー・カウンティ(イングランド2部)で指揮を執るフランク・ランパード監督の引き抜きに動いていることが伝えられている。

 ライブ配信中にチェルシーの監督に一番ふさわしい人は誰かとファンから聞かれたドログバ氏は、「就任するために話し合いをしているフランク・ランパードだ」と就任が噂される元チームメイトの名前を挙げた。

古巣チェルシーについて語ったドログバ氏 [写真]=Getty Images