webサイト「ザテレビジョン」では、6月17日~23日の「視聴熱(※)」ドラマ ウィークリーランキングを発表した。

【写真を見る】衝撃のラストがSNSで話題になった「あなたの番です」が第1位!

1位「あなたの番です」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系)68456pt

6月23日は「特別編」を放送。刑事の水城(皆川猿時)と神谷(浅香航大)がこれまでの事件を振り返ると同時に、菜奈(原田知世)の葬儀から戻った翔太(田中圭)が、菜奈のパソコンで日記アプリを見つけ、1年前の出会いの日から回想する物語が展開した。

カフェで江戸川乱歩推理小説を読んでいた菜奈は、見知らぬ青年に声をかけられる。それが翔太だった。その後、偶然の再開を果たし、距離を縮めていき、翔太は菜奈に猛アタック。細川(野間口徹)と婚姻関係にあることを言えない菜奈は、翔太の前から一度姿を消すが、あきらめきれない翔太は、菜奈の母校に呼び出し、大量の文庫本を並べて、ドミノ倒しで“けっこんしよ”の文字を浮かび上がらせた。

好きな人に一直線の翔太のかわいさ、感動的なプロポーズに、視聴者もキュンキュンだったが、菜奈がいないことをあらためて思い知らされて、泣き崩れた翔太の姿が涙を誘った。

そして、ラストには、「翔太くんへ」と書かれたファイルにあったURLで、菜奈の最期の姿を映した動画が。おびえながら、翔太への最期のメッセージを求められ、泣きながらも笑顔を作る菜奈。しかし、途中で動画は切れてしまう。

犯人への怒り、菜奈を守れなかったことに対する怒りを爆発させ、ゾクっとする表情を見せた田中の演技も相まって、衝撃のラストにSNSでは、「怖すぎ」「メンタルやられた」など動揺が広まった。

30日(日)からは「反撃編」がスタート。交換殺人ゲームの謎を解く役どころとしてあらたに加わる横浜流星にも期待が高まっている。

2位「インハンド」(TBS系)63527p

6月21日に最終回の第11話が放送された。

高家(濱田岳)の故郷・相羽村で新型エボラウイルスが発生し、日本中が大パニックに。高家と共に相羽村に残った紐倉(山下智久)は、牧野(菜々緒)らと情報共有しながら現地対策室で調査を進めるが、感染は日に日に拡大。絶望的な状況の中、紐倉はワクチンの開発に取り掛かるが、高家も感染してしまう。

感染5日目になっても高家に会っていなかった紐倉。牧野の提案で会いに行き、ワクチンが間に合わなかったことを謝る。そして「僕はいつの間にか人間が好きになった。虫と同じくらい、人間のことが好きになった。それはお前のせいだ。お前が僕を変えたんだ」「これからもずっと僕のそばにいてくれ」と涙ながらに語り掛けた。

高家に感染したウイルスが弱毒化したものだったこと、そして高家の実家の周りでの感染は少ないことから、作っていた無農薬有機野菜についていた寄生虫の可能性を思い付いた紐倉は、高家の血液からワクチンを作り出すことに成功。危機を脱した。

紐倉と高家の絆が涙を誘いつつ、1話に登場した衛生仮説につながった巧みな構成に多くの視聴者がうなった。

ラストでは、紐倉、高家、牧野はバラバラの進路となったが、国境なき医師団でアジアの小さな村にいた高家のもとを紐倉が訪れ、フィールドワークの手伝いに誘った。そんな姿にシリーズ化を願う声が続々と上がった。

3位「俺のスカート、どこ行った?」(日本テレビ系)60930pt

6月22日放送の第10話で最終回を迎えた。

「他にやりたいことがあるから」と言って、豪林館学園高校を辞めた原田(古田新太)。原田の不在に寂しさを感じる2年3組の生徒たちは、原田がやりたいことは何だったのか、今頃何をしているのかと話し合う。そんな中、明智(永瀬廉)は、原田がやりたいと言っていた卒業式をやろうと提案する。

卒業式”の日、原田は生徒たちにお手製の卒業証書を渡した。明智には「お前に殴られたところ かなり痛いし 親父に渡す前にワタシにお金頂戴って感じ おめでとう」と書くなど、生徒一人一人に原田らしい言葉をつづった卒業証書となり、感動を呼んだ。

放送後、公式SNSでは「#卒業証書は一人一人違います」というハッシュタグと共に、それぞれの卒業証書を公開。多くのいいねやリツイート、コメントが寄せられた。

※SNSや独自調査を集計した、今熱い番組を計る新指標(ザテレビジョン

第1位を獲得したのは「あなたの番です」!