ベルギー王立リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団が、2019年6月29日(土)京都コンサートホールで、そして7月1日(月)には東京・サントリーホールで来日公演をおこなう(なお、6月30日(日)にはトリフォニーホール主催による、すみだトリフォニーホールホール公演も開催される)。

リエージュは中世以来栄えてきたベルギーの古都で、現在は工業都市であり「リエージュワッフル」でも有名だ。一方、セザールフランクやウジェーヌ・イザイといった有名作曲家を生み出してきた。そのリエージュを拠点とするベルギー王立リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団は、1960年に創設。独自の味わいを持つ、知る人ぞ知る名楽団と称せられてきた。2011年よりクリスティアン・アルミンクが音楽監督を務める。

今回の来日公演では、アルミンクの指揮により、19世紀ベルギーの夭折の作曲家ギヨーム・ルクー「弦楽のためのアダージョ」、ブラームス交響曲第1番 ハ短調」を演奏するほか、京都コンサートホールでは、ギタリスト鈴木大介と共に現代作曲家タン・ドゥンのギター協奏曲 「Yi2」、東京サントリーホールではピアニストの小林愛実と共に「ピアノ協奏曲第20番 ニ短調」を演奏する。さらに、すみだトリフォニーホールホールの公演ではタン・ドゥンのギター協奏曲 「Yi2」(ギター鈴木大介)およびサン=サーンスの「交響曲第3番 ハ短調 作品78『オルガン付』」(オルガン:ティエリー・エスケシュ)を演奏する。

このほど、アルミンクと鈴木大介が公演について語る動画が届いたので紹介しよう。

<動画>【ベルギー王立リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団】指揮:クリスティアン・アルミンク&ギター鈴木大介


アルミン「今回の日本ツアーでは、タン・ドゥンのギター協奏曲「Yi2」という素晴らしい作品をとりあげます。過去に何度か指揮をしましたが、日本初演を鈴木大介さんにお願いできることを嬉しく思っています。鈴木さん、こんにちは!この作品について一言お願いします」

鈴木アジア情緒ただよう作品で、ギター作品としては、非常にパワフルですね。オーケストラパートは西洋と東洋の文化が交差するこうな面白い響きがひろがります。アジア文化の魂のようなものを感じます。長いメロディーが力強く、日本の細やかな音運びとはまた違った魅力を感じさせる音楽です。弾いていてとても楽しい曲です」

アルミン「一緒に演奏できるのが楽しみですね!」

鈴木アルミンクさんも演奏に参加しますよね!」

アルミン「そうなんです、ちゃんと練習しなければ…」

鈴木「彼も手拍子でカデンツァに参加するので楽しみにしていてください」

ベルギー王立リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団 (C)Audrey de Leval