市場調査機関カウンターポイントテクノロジー・マーケット・リサーチが23日に発表した2019年第1四半期の高級携帯電話市場売り上げランキングでは、華為(ファーウェイ)が中国高級機市場シェアで初めてアップルを抜いて首位に立った。北京商報が伝えた。
カウンターポイントは高級機を価格400ドル(約4万2948円)以上の携帯電話と定義する。中国市場では同期のファーウェイの高級機シェアは48%に達し、アップルは37%だった。中国の研究機関・第一携帯電話界研究院が5月に発表した報告では、第1四半期にファーウェイは中国市場の高級機販売量でトップに立っただけでなく、シェアも46%になり、アップルは42%だったとしている。
2つの報告の具体的な数字には違いがあるが、順位に関しては「共通認識」に達している。産業ウォッチャーの洪仕斌(ホン・シービン)氏はその原因について、「一つは、サムスンの高級機が中国市場シェアを失ったことで他のブランドが成長したことがある。もう一つは、ファーウェイ携帯の製品力がアップした一方でアップル携帯の製品が振るわなかったことがある」と指摘した。
調査機関・極光ビッグデータの最近の報告では、今年第1四半期の中国市場は(アップルの)iPhoneアイフォーン)からファーウェイの端末に切り替えるユーザーが前期の12.6%から16%に増え、この割合は上昇を続けているという。また、カウンターポイントの報告も、以前のサムスンの高級機ユーザーがほぼファーウェイへ流れていると指摘した。
具体的な販売量をみると、価格4000元(約6万4000円)以上の端末市場では、ファーウェイの「P30 Pro」が1位で5月は52万台に達した。iPhoneの「XR」(テンアール)は48万台にとどまり2位だった。また、ファーウェイは「P20 Pro」も13万台に達して4位だった。
実は今年第1四半期に世界の高級機市場は8%縮小した。カウンターポイントの見方では、縮小は中国市場と関係があるという。それでもアップルの高級機シェアは引き続き1位で、シェアは47%に達したが、昨年に比べれば20%低下した。サムスンは世界高級機市場で25%を占め、同社にとって過去1年間で最高のシェアとなり、2位だった。ファーウェイは16%で3位。
しかし5Gの商用化スタートで、高級機市場は成長軌道に入るとみられる。2019年2020年は、あらゆる5Gデバイスが高級市場に登場して、19年下半期から世界の高級機市場は回復成長に転じるとみられる。中国では工業・情報化部がこのほど5Gの営業許可証を発行した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

市場調査機関カウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチが23日に発表した2019年第1四半期の高級携帯電話市場売り上げランキングでは、ファーウェイが中国高級機市場シェアで初めてアップルを抜いて首位に立った。写真はファーウェイのスマートフォン。