アンデルレヒトがトッテナムから元オランダ代表FWフィンセント・ヤンセン(25)を完全移籍で獲得する見込みだ。ベルギー『HLN』が伝えている。

2016年夏にエールディビジ得点王の栄誉を引っ提げてAZからトッテナムに1700万ポンド(約23億2000万円)で加入したヤンセンだったが、加入初年度はリーグ戦27試合の出場でわずかに2ゴールと期待外れの結果に終わった。

その後、2017年にはフェネルバフチェに1年間のレンタル移籍で加入もケガの影響もあって思うような数字を残せず、フェネルバフチェは完全移籍での買い取りに踏み切ることはなかった。

今シーズンはトッテナムに復帰したものの、チャンピオンズリーグ(CL)の登録メンバーから外されるなど構想外の状態が続き、ケガ人が続出したシーズン最終盤にリーグ戦3試合に出場したのみだった。

トッテナムと2020年まで契約を残すもののクラブ側はヤンセンを引き続き構想外とみなしており、今夏の退団が有力視されている。

その中で『HLN』が伝えるところによれば、新シーズンからベルギー代表DFヴァンサン・コンパニが選手兼任監督を務めるアンデルレヒトがヤンセンの獲得交渉をほぼ完了させたようだ。

なお、移籍金の額など詳細に関しては言及されていない。

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