中国メディア・東方網は22日、日本人が中国人と韓国人についてそれぞれどのような印象を覚えているかについて紹介する記事を掲載している。紹介したのは、日本に留学する中国人学生が語った「日本人が抱いている中国人観、韓国人観」だ。

 記事は、同じ東アジアに位置する国で、見た目も近い中国人と韓国人に対して、やはり見た目が似ている日本人たちがそれぞれどのような印象を持っているのか、日本に留学する中国人学生たちはとても興味を持っているとしたうえで、中国人留学生の話を紹介している。

 まず、日本人が中国人と韓国人で最も大きな違いとして感じるのは、生活に対する考え方や姿勢の違いであるとし、「多くの日本人が、中国人はみんな故郷を恋しがり実家のことを考えているという認識を持っている。そして、とても勤勉であり、多くの人が働きながらお金をコツコツと貯めて実家に仕送りをしており、稼いだお金を使い果たしてしまうようなことはないと思っている」と語ったことを伝えた。

 そして、韓国人については自らの生活を楽しむことを重視しており、基本的に稼いだお金は自身の生活のために消費するという印象があると説明。「韓国人がお金を稼ぐのは使うため、一生懸命働くのは自分の生活をより楽しいものにするため」という認識を日本人が持っているとした。

 また、韓国人については日本に似た観念を持っている部分があるとし、その例が男女の地位に関する伝統的な考え方であるとした。韓国でも女性は結婚後に家庭に入って夫や子に尽くすべきという考え方が根強く残っており、女性の地位は決して高くないという印象を日本人も抱いていると紹介した。

 一方で中国人については「男女の地位が平等で、基本的に家事を分担する」というイメージがあり、多くの日本人女性が中国の女性のことを羨ましいと感じているのだと伝えている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

中国人留学生「日本人は中国人と韓国人をこんなふうに区別している」=中国メディア