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アカウントを乗っ取られている10代

 10代の子どもたちには、セキュリティ意識が乏しい子が多いようだ。10代のパスワード管理やアカウント管理など、セキュリティ意識事情について見ていきたい。

 まず、セキュリティ意識の低さから、アカウントを乗っ取られる割合が高いようだ。実際、友人・知人にアカウントを乗っ取られている例は多く、Twitterで検索すると「アカウント乗っ取られました」という10代による投稿が多数見つかる。不正アクセスが罪に当たると知らず、逆に乗っ取りしてしまう子も見られる。

 これは、10代の子どもたちが簡単で類推しやすいパスワードを使っていることが多いためだ。様々な調査結果で、10代の子たちが氏名や誕生日ニックネームなどを元にパスワードを作成していることがわかっている。好きなアイドルなど、友人・知人ならわかる名前を使っている例も多いようだ。なかには、「気に入っているパスワードだから、友達にばれているけど変えたくないからそのままにしている」という子もいるくらいだ。

カップル垢」などアカウント共有も

 同時に、10代の子たちの間ではアカウント共有も多く行われている。「カップル垢」とは、恋人同士で共同運営するアカウントのことだ。カップルだけでなく、友人同士やサークル全体で運営していることもある。2人共自由にログイン、投稿できるため、区別するために投稿時に「◯◯です」などと名乗ることが多い。

 カップル垢は、TwitterInstagram、その他色々なアプリで見かける。Twitterの場合は、プロフィール写真やヘッダー写真などに2人の写真を使い、プロフィール欄に2人の名前と交際歴などの情報を入れていることが多い。Instagramの場合は、デート時などのツーショット写真を投稿したりしているようだ。2人しか見られない状態にして、行きたい場所などを撮影・キャプチャなどを撮ってためているケースもある。

 問題は別れた後のことで、別れた後に片方がパスワードを内緒で変えてしまうことがある。「ログインできなくなって情報にアクセスできなくなった」「なりすましで嫌がらせ投稿をされた」など、様々なトラブルが起きている。

 パスワードを共有すると様々な問題が起きることは知っておくべきだろう。親としては、そもそもパスワードは他人に公開せず、わかりづらいものにして、管理を徹底することを子どもに教えておきたい。

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10代がアカウントを乗っ取られる理由は?