2019年5月31日より公開中のハリウッド映画、「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」。映画公開にあわせてワンカップ大関のスペシャルコラボラベルが発売されていたりもしますが、
この作品の音楽には、なんとオーケストラとお経がコラボしているBGMがあるのです。日本人ならとても興味深いのではないでしょうか。
そこで今回は、映画「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」で使用されている音楽をご紹介いたします。
映画「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」の音楽
映画「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」では、日本版ゴジラへのオマージュがたくさん散りばめられており、製作者のゴジラ愛を感じずにはいられません。
実際、監督のマイケル・ドハティさんはゴジラファンを公言しているので、作品中にはさまざま小ネタがあります。そのため、日本版ゴジラファンも必見の映画だと言えますね。
そんな今作では、音楽に合わせてお経を流すというかなり斬新なアイデアとなっており、観る者の度肝を抜くことでしょう。
壮大なオーケストラと日本人僧侶による読経や和楽器、日本人太鼓奏者の掛け声というコラボは、日本文化を凝縮したような仕上がりなのです。
ゴジラのテーマ曲では掛け声、お経はキングギドラの登場シーンで禍々しさを上手に表現しています。
作曲家の伊福部 昭(いふくべ あきら)氏が産み出し、現在まで愛され続けているゴジラのテーマ曲。ゴジラのテーマ曲は、ゴジラの映画を観たことがない人でもどこかで聞いた経験があるはずです。
とにかく素晴らしい音楽となっていますので、ぜひ聞いてみてください。
作品にはゴジラのテーマ曲だけでなく、モスラのテーマ曲も使われています。「モスラの歌」は、1961年公開の映画「モスラ」の劇中歌として登場。その後も数々の作品で流れている音楽です。
ゴジラがダイナミックな印象を与えるとしたら、モスラは非常に神秘的なムードになっており、その対比もまた素晴らしいと感じます。
ハリウッド版ゴジラのシリーズ化
1954年に東宝映画で第一作が公開された「ゴジラ」は、今では世界中で活躍するほどの怪獣のキングとなりました。
そして「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」は、怪獣が登場する同一の世界観を共有するクロスオーバー作品となっており、モンスターバースシリーズとしては3作目に位置しています。
【モンスターバースシリーズ】
- 1作目:「GODZILLA ゴジラ」(2014年)
- 2作目:「キングコング: 髑髏島の巨神」2017年)
- 3作目:「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」(2019年)
- 4作目:「ゴジラvsコング」(2020年公開予定)
1作目と3作目には渡辺謙さんが、2作目にも世界中で活躍するミュージシャンのMIYAVIさんが出演されています。そして小栗旬さんが4作目でハリウッド進出することが明らかになっていますので、日本人としては非常に誇らしいですね。
このように日本で生まれたゴジラはハリウッドでシリーズ化されています。今後も楽しみな作品だと言えるでしょう。ぜひ機会があったら、劇場でダイナミックな映像と音楽を楽しんでくださいね。
コメント