日本時間25日の早朝に行われたコパ・アメリカグループC最終節のチリvsウルグアイで珍事が起こった。

0-0で迎えた23分のシーン。ウルグアイ代表のFWルイス・スアレスがボックス右に侵攻したさいチリ代表GKガブリエルアリアスと一対一に。スライディングで止めに来たアリアスを避け、シュートを流し込みにかかったがそのアリアスの手に当たってボールはラインの外へ。

ここでスアレスはなぜかハンドを主張。自分の手を使って主審にハンドを伝えたが相手はGKである。しかも場所はペナルティエリア内であったため全くもってハンドではない。

スアレスと言えば2010年のワールドカップの準々決勝のガーナ戦で、ゴール前で相手のシュートを手で止めて一発退場になったことがある。イギリスデイリー・メール』はそれを引き合いに出しスアレスを揶揄した。

スアレスの“珍事”はこれだけではない。まだリバプールにいた頃の2013年、チェルシーのDFブラニスラフ・イバノビッチの腕に噛みつき大目玉を食らった同選手は、翌年のワールドカップではイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニにも噛みつき4カ月の出場停止を課せられた。

それ以前のアヤックス時代にも噛みつき行為があったというスアレス。今回の件はそれ程ではないが、今後二度とあの狂気が顔を出さないことを祈りたい。

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