アトレティコ・マドリードはエスパニョールのスペイン代表DFマリオエルモソの獲得に失敗した場合、アヤックスオランダ代表DFデイリー・ブリントとマンチェスター・Cアルゼンチン代表DFニコラス・オタメンディの獲得を狙うようだ。24日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 アトレティコは今シーズン限りでウルグアイ代表DFディエゴ・ゴディンやスペイン人DFフアンフランが退団。また、ブラジル代表DFフェリペ・ルイスの契約は今月末に迫っており、フランス代表DFリュカエルナンデスバイエルンへの移籍が決定していて、アトレティコは新たな守備陣の獲得に迫られている。

 同クラブが狙っているエルモソは現在24歳でレアル・マドリードの下部組織出身。2017年にエスパニョールに移籍し、今シーズンはリーグ戦32試合に出場した。しかしエスパニョールはエルモソとの契約延長を強く望んでいるため、アトレティコは新たに他の選択肢を模索し始めたという。

 ブリントは現在29歳でエルモソと同じくセンターバックと左サイドバックをこなすディフェンダー。今シーズンはチャンピオンズリーグエールディヴィジでいずれもフル出場を果たし、CLベスト8とリーグ優勝に貢献している。

 また、現在31歳のオタメンディは2015年からマンチェスター・Cプレー。しかし今シーズンはリーグ戦で18試合の出場と、控えに甘んじることが多かった。アトレティコシメオネ監督は同選手の契約を望んでいるというが、マンチェスター・Cでの高給がネックとなる可能性もあるようだ。

アトレティコが獲得を狙うブリントとオタメンディ [写真]=Getty Images