リヨンは25日、フラメンゴからブラジル人MFジャンルーカス(21)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2024年6月30日までの5年となる。

なお、フランス『レキップ』が伝えるところによれば、移籍金は総額800万ユーロ(約9億7000万円)となる。

フラメンゴの下部組織出身のジャンルーカスは、高い身体能力と豊富な運動量を生かしたボール奪取能力に加え、攻撃面では縦への推進力、パワフルなミドルシュートを兼備するボックス・トゥ・ボックス型の181cmのセントラルMF。

2018年にトップチームデビューを飾ると、昨シーズンは公式戦23試合に出場。今シーズンはレンタル先のサントスにおいてホルヘ・サンパオリ監督の信頼を掴み、ここまでリーグ戦9試合に出場していた。

フランス代表MFポール・ポグバを自身のアイドルと語るジャンルーカスは、ブラジルの世代別代表歴はないもののブラジル国内の事情に精通するシウヴィーニョ新監督と、ジュニーニョ・ペルナンブカーノSD(スポーツ・ディレクター)が獲得した選手ということもあり、リヨンでの飛躍が期待される。

なお、ジャンルーカスフランス代表MFタンギ・エンドンベレの後釜候補と見られており、同選手の加入によってエンドンベレのトッテナム移籍にも急速な動きがあるかもしれない。

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