エバートンは25日、バルセロナからレンタル移籍中のポルトガル代表MFアンドレゴメス(25)を完全移籍で買い取ったことを発表した。移籍金は2200万ポンド(約30億円)。契約期間は2024年6月30日までの5年となる。

エバートンへの完全移籍を決めたアンドレゴメスは、クラブ公式サイトで自身の選択に満足感を示している。

エバートンとの契約を心から嬉しく思っているよ。今回の決断は決して難しいものではなかったよ。ここで自分がやってきたことに満足していたからね」

「そして、クラブが自分との契約のために多大な努力を払ってくれたこともよく知っている。そのことを嬉しく思うし、感謝したいよ。ここに加入してから自分がエバートンというファミリーの一員であると感じていたし、それは僕にとって重要なことだったんだ」

2016年夏にバレンシアからバルセロナへ加入したアンドレゴメスだが、世界屈指のスカッドを誇るチームで思うような活躍をできず。さらに、要求が高いサポーターからの厳しい批判に晒されて、一時うつ状態に陥るなど苦難の日々を過ごした。

それでも、昨夏1年間のレンタル移籍で加入したエバートンではケガの影響で出遅れたものの、プレミアリーグ第9節のクリスタル・パレス戦から第34節のフルアム戦で一発退場となるまで、リーグ戦26試合に連続で出場。最終的に公式戦29試合に出場し1ゴール1アシストを記録するなど、バレンシア時代を彷彿とさせる躍動感溢れるプレーで主力に定着していた。

サムネイル画像