「楽しく仕事をサボろう」をテーマに、漫画家のサダタローさんがさまざまなITツールガジェットを試していく本連載。

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 今回のテーマは、デジタルツールを使った「色の塗り方」についてです。サダタローさんは、イラスト・漫画制作ソフトCLIP STUDIO PAINT」(クリップスタジオペイント)を使って漫画を描いています。

 イラストの色塗り方法は、イラストレーター漫画家によってさまざまですが、一般的に「アニメ塗り」「ギャルゲ塗り」「厚塗り」などと呼ばれる手法もあります。サダタローさんのもとに現れた担当M氏は「絵の雰囲気を変えたいなら、新しい色の塗り方を試してみては?」と提案。そもそもこの連載は何塗りなのでしょうか?

アニメ塗り? 何それ?

 この連載の塗り方はアニメ塗りなのですが、サダタローさんは「アニメ塗り? 何それ?」という状態。せっかくなので、デジタルイラストの塗り方をいろいろ研究することにしました。

 ちなみにアニメ塗りは、影の形をくっきり描き、それぞれを単色でべた塗りする手法です。シンプルな工程で、はっきりとした雰囲気の絵が仕上がります。

 アニメ塗りベースに、「影の境界線をぼかしてなじませる」などのひと手間を加えたのが「ギャルゲ塗り」です。名前の通り、ギャルゲー美少女ゲーム)のイラストで多く使われており、女の子をかわいく仕上げられます。

 他にも、水彩に適した筆ツールなどを使ってアナログっぽく塗る「水彩塗り」や、色を何度も塗り重ねて質感を際立たせる「厚塗り」も試してみました。

 最初は「色はのびのび塗ればいいんじゃないの。何にでも名前を付けてマニュアル化するのは好きになれませんなぁ」と乗り気じゃなかったサダタローさんですが、色の塗り方を試すうちに段々ノリノリに。原稿そっちのけで塗り方の研究に没頭してしまうのでした。