15歳誕生日、人魚の王子が初めて見た海上の世界で、人間の姫に恋をした――。「性転換人魚姫」と銘打った漫画が、Twitterで注目を集めています。「人魚姫」をアレンジした純愛物語かな? といった第一印象を、王子のぶっとんだ性格が全てぶち壊す。

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 王子はとても行動力旺盛で、さっそく元ネタと同様に魔法使いと接触。本来は声と交換するところを、富と権力に物を言わせて「種族を転換できるけれど結婚できなかったら泡になってしまう薬」を手に入れ、「幸せになってくる」と兄に報告します。存在が消えかねないリスクまで含め計画を明るく語る王子に、お兄さんたちドン引き

 人間になってしまって大丈夫なのかと兄たちが聞くと、王子は「人間になるつもりなんてない」と返答。「もし人間になったら全裸で地上に出るため、不審者扱いされ姫に近づけない」と、もっともな説明をします。兄からは服の代わりにコンブを巻く案も出ましたが、「ナマ足が魅惑の人魚(マーメイド)」になれそうだけどやらないと却下。バンテージルックっぽく巻けば、本物の恋ができそうでオールオッケーなのになあ……。

 ではその薬は何なのかと聞かれると、王子は「姫を人魚にする薬」と即答。結婚を断れば泡になってしまうため、彼女が承知せざるを得ないところまで計算済みなのでした。単なる脅迫だ!

 インモラルな計画をにこやかに語る王子に、さすがに兄たちも注意します。それでも王子は、「地上の常識も道理も倫理も全部深海までは届かない」と、自分が捕まったりしないし大丈夫だと主張するのでした。兄さんたちが心配してるのそこじゃないよ……姫のことだよ……!

 突き抜けた王子の性格が笑いを呼び、漫画には「発想の勝利」「恋の行く末が気になる」「ゲスすぎる」など、多くの反応が寄せられました。また、T.M.Rをもじったくだりも大人気。作者のりほこりんちょさんは、「ほんものの出汁は出せそうかい?!」と、スペースの都合で載せられなかった替え歌ネタもツイートし、「ボツネタまで面白い」と好評を博しています。

作品提供:りほこりんちょさん

冒頭はとてもピュアな雰囲気なんですけどね……