株式会社BrickWall東京都新宿区)が5月に東京・浅草にオープンした、物を壊せる新感覚エンターテイメントサービス「REEASTROOMリーストルーム)」が、面白いと話題を呼んでいる。

同社の河東誠代表に狙いを聞いた。

出典元:株式会社BrickWallプレスリリース

出典元:株式会社BrickWallプレスリリース

日本初上陸の新サービス

同社によると、物が壊せるサービスは、2008年アメリカの女性実業家が始めたことが起源と言われている。

2016年以降、爽快感あふれる新感覚エンターテイメントとしてアメリカで人気のサービスとなり、2019年5月、ついに日本初上陸を果たしたのだ。

コンセプトは「本能的自我が表現できる空間」。

河東代表は「”やってはいけないことができる”という非日常空間を提供し、友人、恋人、同僚などと特別な時間を共有し楽しんでもらうことを目的にサービス設計、提供を行なっているんです」と語る。

この店舗の壁には、利用者が思いっき落書きすることも可能で、利用者と一緒になって店舗を創っていきたいという同社の想いも現れていると言えるだろう。

とにかく、理性や常識などで、色々な場面において「やってはいけないこと」に縛られている我々に、このエンターテイメントは特別な時間を提供してくれるのだ。

20~35歳の利用者が最多

―一日あたりどのぐらいの人数が利用されていますか?

土日は60~70人、平日は10~20人ほど。一番多い年齢層は20~35歳です。

中学生からご利用可能となります。小学生以下のお客様は保護者同伴でのご利用となります。

破壊できる時間は10分~20分。体力も要するため、若めの年齢層が多いのかもしれない。

―どのようなストレスを抱え、発散している方が多いのでしょうか?

ストレスは人間誰しもが抱えているもので、弊社サービスを利用させるお客様だからといって何か特別な特徴があるわけではなく、通常のエンターテイメントサービスを利用させるお客様と抱えているストレスは同じものになります。

ただ、弊社サービスは「物が壊せる」というサービスの特性を持っているので、過去の恋人の思い出の品をバットなどで破壊されるお客様はいました。

廃棄プロセスを商品化

同店で壊す対象物は、すでに不用品となった廃棄物だ。

利用者は怪我などをしないよう、ヘルメットや手袋、安全靴などの防具を身に着ける。

そして、部屋に置いてある食器、空き瓶、小型プリンターなどの不用品家電を、バットなどで叩いたり、壁に投げつけたりして壊していく。

―廃棄品を壊すという観点については?

不用品回収業の廃棄のプロセスに弊社の商品化が追加されている構造になっており、中間マージンの発生による市場の創造、活性化の実現ができている考えています。

どちらにせよ廃棄される物をお客様を楽しむための商品として利活用していると言う意味では、大変有意義な活動であると考えております。

―壊された物は、その後はどうしているのでしょうか。

不用品回収業者に回収をお願いしております。

まだ企画段階ではありますが、今後の取り組みとして、廃棄品で立体アートを制作することを生業としているアーティストコラボし、廃棄品の立体アート作品の販売、公共施設への提供、空き家のリノベーション(廃棄品で家を作る)等の取り組みを行っていく予定です。

「壊したい!」という人に壊されることで、解体を待つだけだった不用品にも第二の役割が生まれているのだ。

目標は2号店の出店

―利用者の反響をお聞かせください。

「圧倒的爽快感が得られる!」

「楽しい!」

「もう一度きたい!」

非日常体験!」

など満足度の高いお声をいただいております。

―今後、店舗を増やす予定はありますか?

国内展開はもちろん、アジアを中心とした海外展開を行っていく予定です。

直近の短期目標としては、東京オリンピックまでに新宿、渋谷、原宿、池袋のいずれかのエリアで2号店を出店することを目標にしています。

【店舗情報】
名称: REEAST ROOMリーストルーム)
住所:〒111-0043 東京都台東区駒形1丁目2-13 B1
電話番号:080-6954-5949
営業時間:10:00-22:00
定休日:なし
利用料金:2,500円~6,000円。壊せる物の個数や種類によってプランを選択可。
URLhttps://reeastroom.com スマートフォン版

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