ロンドン 25日 ロイター] - 金融安定委員会(FSB)は25日、米フェイスブック<FB.O>の仮想通貨「リブラ」が導入された場合、これまでとは異なる規制枠組みが必要になるとの考えを示した。一方、大阪で開催される20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)で同社の仮想通貨導入が議題となることはないとの見方を示した。

FSBのクオールズ議長は、暗号化された資産は現時点で世界の金融安定にとってリスクではないが、当局権限が及ぶ範囲から外れたり、国際的な基準が確立されなければ、ギャップが生じると指摘した。フェイスブックは先週、仮想通貨を使ったサービスを来年開始する計画を明らかにした。仮想通貨の名前は「リブラ」で、世界中の消費者や企業間の取引をバックアップするほか、銀行口座を持たない消費者が金融サービスが受けられるようにしたい考え。[nL4N23P3M1]

オールズ氏は、FSBなどの機関が協力してリスクを注視し、必要なら多角的な追加対策を講じる考えだと説明した。