2020年の東京オリンピック世代であるパリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペだが、フランスサッカー連盟(FFF)はその意欲を歓迎しているようだ。フランス『ル・パリジャン』が報じた。

ムバッペは18日に自身がアンバサダーを務めるメンズスキンケアブランド『BULK HOMME』のイベントに参加するために初来日。そのイベントの際に、東京オリンピックへの出場へ意欲を語っていた。

東京オリンピック出場権を懸けたU-21欧州選手権に臨んでいたU-21フランス代表は、見事にベスト4へ勝ち上がり出場権を獲得。スペインドイツルーマニアとともに東京オリンピックに出場する。

一方で、2020年はユーロも開催。ロシアワールドカップ王者として臨む大事なユーロににも参加が濃厚なムバッペだが、FFFのノエル・ル・グラエ会長は、ムバッペ東京オリンピック参加意欲を歓迎した。

キリアンがそれ(出場したいという思い)を宣言できるというのは素晴らしいことだ。彼がフランスの全てのチーム、そして特にオリンピックに興味を持っているということを示している。改めて素晴らしい」

「最初に、U-21フランス代表のシルヴァンリポル監督に会って話をする。決定は彼によるだろう」

「多くの厳しい試合を勝ち抜き、準決勝まで勝ち上がったチームにフォーカスを当てよう。今は、そのことについて話したい」

また、グラエ会長はオーバーエイジ枠に関してもコメント。ポール・ポグバアントワーヌ・グリーズマンなどのワールドカップメンバーに関しては「現実的ではない」と語り、「出場権を獲得した選手たちはそこにいるに値する。異なるチームを送り出すことも可能だが、東京では驚きを与えるだろう」とコメントし、オーバーエイジにA代表選手を招集しない意向を示した。

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