webサイト「ザテレビジョン」では、6月25日の「視聴熱(※)」ドラマ デイリーランキングを発表した。

【画像を見る】1位を獲得したのは吉高由里子主演の「わたし、定時で帰ります。」

1位「わたし、定時で帰ります。」(TBS系)17826pt

6月25日に最終回の第10話が放送された。巧(中丸雄一)に「結婚できない」と告げられ、途方に暮れる結衣(吉高由里子)。そんな中、外注先が倒産し、結衣ら制作4部のメンバーは窮地に陥る。

さらに、晃太郎(向井理)は星印工場から呼び出され、契約を進める条件として、福永(ユースケ・サンタマリア)を案件から外すことを要求される。

結衣は福永に案件から外れることを伝えると、福永は自分なりの仕事への思いを怒りにまかせてぶちまける。そんな福永に結衣は「もう、頑張るのやめちゃったらどうですか」と言い、そこに現れた晃太郎からの頼みもあり、福永は案件から外れることを了承する。

その後、結衣は社長に人手が足りないことを直訴。創業メンバーの1人で、現在は管理部の石黒(木下隆行)が助っ人となり、仕事は進められていくが、無理がたたった結衣は倒れてしまう。

1日半も眠り続けた結衣に付き添った晃太郎。無事に納品を終えたことを告げつつ、かつて結衣が働き過ぎの自分を怒ったのか分かったと涙ながらに言う。

「人は何のために働くのか」の答えについて、結衣は「分からない」としたが、視聴者からは結衣らの姿を通して、共感や「改めて考える」という声が上がった。

ラストでは結衣が晃太郎から「俺んちくれば?」「一緒に住もう」と提案された。その状況に“種田ファン”はキュンキュン。“種田ロス”の悲痛な叫びもSNSに続々と寄せられた。

また、7月3日(水)から、動画配信サービスParavi(パラビ)で未公開シーン含むディレクターズカット版が独占配信される。

2位「パーフェクトワールド」(フジテレビ系)17716pt

6月25日に最終回を迎え、結婚を決めた樹(松坂桃李)とつぐみ(山本美月)の最後の試練が描かれた。

樹とつぐみの決断に、かたくなに反対していたつぐみの父・元久(松重豊)だが、ある日、樹と2人で話したいと申し出る。樹は真摯に思いを語るも、元久の答えは変らなかった。しかし、帰ろうとした元久は心臓の持病がもとで倒れてしまう。

樹の判断で一命をとりとめるも、入院。その後、緊急手術を受けることになった元久。手術後は、車いすに乗り、つらいリハビリを経験する。そんな中、自分を支えてくれているつぐみを樹が精神的に支えていることを目の当たりにする。

退院後、樹の部屋を訪れた元久は、自分の経験を通した気付きから2人の結婚を許した。樹は涙を浮かべ、その場に帰ってきたつぐみも涙する様子に、多くの視聴者からもらい泣きの声が。

結婚届を提出するシーンでは、役所職員の役で菅田将暉が登場。菅田が担当する主題歌「まちがいさがし」にちなんだ、「間違いありませんので、本日付で受理させていただきます」のせりふを発し、注目を集めた。

また、ラストでは、つぐみの妹・しおり(岡崎紗絵)が晴人(松村北斗)と手をつなぐシーンもあり、“はるしお”ファンも歓喜。足りない部分を支え合うことの大切さを描き、幸せな結末に感動が広まった。

3位「頭に来てもアホとは戦うな!」(日本テレビ)6745pt

累計発行部数70万部を突破したビジネス書を原案にした、知念侑李主演ドラマが6月24日に最終回を迎えた。

最終話の第10話は、新たなおもちゃの開発が進み、サンプルの製造にまでこぎつけた小太郎だったが、類似商品が延暦寺(佐藤隆太)率いるサイトーから発売されることに。そんな中、海外の大手企業が日本のおもちゃメーカーを一斉に買収しようと動き始め、サイトーはもちろん、小太郎の会社もその標的にされてしまう。

小太郎は、おじの充(生瀬勝久)から「気持ち一つでどんな世界でも変えられる」とのアドバイスを受け、延暦寺に手を組むことを提案。「気持ち一つで世界は変わる」は、視聴者の心にも刺さるせりふとなった。

webサイト「ザテレビジョン」の「視聴熱」ページでは、4~10位のランキングやバラエティーランキング、またウィークリーランキングも発表している。

※SNSや独自調査を集計した、今熱い番組を計る新指標(ザテレビジョン

6月25日の「視聴熱」ドラマ デイリーランキングTOP3