交流戦2年ぶり8回目の優勝、昨年とメンバーを比較してみると…

 2019年交流戦ソフトバンクの2年ぶり8回目の優勝で終わった。昨年の3位から、優勝へ。選手の顔ぶれを見ると、2018年2019年では大きく変わっている。故障者が続出する中で大幅なメンバー変更を余儀なくされた中でも、ホークス交流戦を制した。

 昨年と今年の交流戦の成績を比較しよう。

2018年

甲斐拓也 18試39打8安1本5点0盗 率.205
中村晃 18試68打18安0本2点0盗 率.265
川島慶三 16試41打7安0本2点0盗 率.171
松田宣浩 18試66打14安4本8点0盗 率.212
今宮健太 11試37打5安2本6点0盗 率.135
上林誠知 18試71打21安7本18点2盗 率.296
柳田悠岐 18試64打17安4本10点2盗 率.266
デスパイネ 17試44打13安4本12点0盗 率.295

塚田正義 14試23打7安3本5点0盗 率.304
西田哲朗 12試23打5安0本1点2盗 率.217
明石健志 6試14打3安0本0点0盗 率.214
川瀬晃 6試14打3安0本2点1盗 率.214
高田知季 10試16打2安1本2点0盗 率.125
市川友也 5試9打4安2本3点0盗 率.444
福田秀平 15試14打2安0本0点1盗 率.143
内川聖一 3試10打3安1本2点0盗 率.300

 昨年のソフトバンクは内川が5月中旬に左足くるぶしへ自打球を受け離脱し、中村が一塁手に。二塁には川島や西田、明石などが流動的に起用された。内野陣の打撃成績は全般的に低調。打線をけん引したのは外野手指名打者だ。上林が交流戦7本塁打と活躍。柳田、デスパイネも健在だった。

今季はグラシアルと福田で計13本塁打、甲斐や松田も好調

2019年

甲斐拓也 17試51打17安2本9点2盗 率.333
内川聖一 18試69打13安4本7点1盗 率.188
明石健志 14試33打7安0本0点1盗 率.212
松田宣浩 18試66打23安7本14点0盗 率.348
今宮健太 12試39打5安0本1点1盗 率.128
グラシアル 18試70打22安7本14点0盗 率.314
デスパイネ 17試49打10安2本4点0盗 率.204

福田秀平 17試39打10安6本13点1盗 率.256
釜元豪 17試31打6安2本3点2盗 率.194
上林誠知 9試30打3安1本1点1盗 率.100
川瀬晃 17試30打5安0本1点1盗 率.167
高田知季 16試23打4安0本1点0盗 率.174
中村晃 5試15打4安0本0点0盗 率.267
塚田正義 9試11打2安1本2点0盗 率.182
真砂勇介 7試13打3安0本1点2盗 率.231

 今季のソフトバンクは、主砲の柳田が春先に肉離れで離脱し、主砲を欠く状態に。中村晃交流戦中に再離脱、上林は交流戦途中での復帰と、戦力は整わないままの戦いを強いられた。その中でグラシアルと福田が合わせて13本塁打。今季は甲斐や松田宣も好調で、打線を引っ張った。

 昨年と今年でレギュラーの顔ぶれがほぼ変わらなかったのは甲斐、松田、今宮、デスパイネの4人だけ。今宮は両年ともに故障がちで、高田が代役を務めることが多かった。故障などでメンバーが大きく変わっても、戦力が落ちない。ソフトバンクの強さを見せつける交流戦となった。(広尾晃 / Koh Hiroo)

ソフトバンクの松田、今宮、甲斐、デスパイネ(左から)【写真:藤浦一都】