在籍10年を区切りに決断 退団後のプレミア内移籍には否定的

 マンチェスター・シティの元スペイン代表MFダビド・シルバが「これがラストシーズンだ」と語り、2019-20シーズン終了をもって同クラブから退団することを明言した。バレンシアから加入して10シーズンという節目でクラブを去ることになる。英公共放送BBC」が報じた。

 シルバは母国スペインの強豪バレンシアブレイクを遂げ、多くのビッグクラブが触手を伸ばしていたなかで2010年にシティへ加入した。同クラブでは、これまでにプレミアリーグリーグカップを4度、FAカップを2度制覇。通算396試合に出場してきた。18-19シーズンリーグ戦33試合6得点を記録するなど、ジョゼップ・グアルディオラ監督の下で3冠達成に大きく貢献している。

 しかし、シルバは契約満了を迎える来季終了後に、シティから退団することを決めたという。「来季以降も残るのか?」という質問に対して、次のように答えている。

「ノーだ。これがラストシーズンになる。10年で十分だ。僕にとっては完璧な時間だった。シティは最初、2年の契約延長を提示していたけど、僕は1年でサインすることにした。僕は10年で終えるよ」

 33歳の司令塔は「サイクルが完了した。(10年は)切りのいい数字だ」と退団を決めるには絶好のタイミングだとも語った。

 シティは2008年にアブダビグループに買収され、潤沢な資金力を手にしてチームの大幅な強化を進め、今やプレミア屈指のビッグクラブとなった。それは2011年以降に最多4回のリーグ優勝を果たしていることからも明らかで、中心には常にシルバがいた。それだけに「他のチームでシティと対戦する自分の姿を見ることはないだろう」とプレミア内での移籍の可能性についても否定している。

 一時はヴィッセル神戸が関心を寄せているとも報じられたシルバ。引退は表明していないだけに、退団後の去就にも注目が集まりそうだ。(Football ZONE web編集部)

マンチェスター・シティMFシルバ【写真:Getty Images】