【カンタンにいうと…】

・アメリカの消防隊員たちがカモの赤ちゃんの救助活動。

・8羽中4羽が、なかなか救助できない。

・消防隊員のアイディアが「天才!」と称賛されている。

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ある晴れた日の午後、アメリカ・コロラド州の消防隊員たちが懸命に救助活動をしていました。

彼らが助けていたのはカモの赤ちゃん。雨水管の中に入ってしまった8羽のヒナを救出していたのです。

『サウス・メトロファイヤー・レスキュー』のTwitterによると、4羽はすぐに捕まえられたものの、残りの4羽がなかなか出てこなかったのだそう。

そこで消防隊員の1人があるアイディアを思いつきます。

彼はスマートフォンを取り出して、YouTubeで『カモの鳴き声』の音声動画を探しだし、それをパイプの入り口に近づけてヒナたちに聞かせたのです。

作戦は大成功!ヒナたちはYouTubeの音声を聞くやいなや、ぴょこぴょこと出てきました!

動画の音声を仲間の声だと思ったのでしょうか。

こうして残りの4羽も無事に助け出すことができ、8羽のヒナは全員、近くで見守っていた母ガモのもとに帰ることができました。

動画の中で仲間の消防隊員が、このアイディアを思い付いた隊員に「天才だ!」といっていますが、まさにその通り。

消防隊員の仕事は消火活動や人命救助だけでなく多岐にわたるもの。その場その場で臨機応変な対応が求められます。

しかし、カモのヒナを誘い出す方法は彼らもきっと訓練していなかったことでしょう。

素晴らしいアイディアでヒナたちを救った消防士に大きな拍手を送りたいですね。


[文・構成/grape編集部]

出典
@SouthMetroPIO
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