(AH86/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

あまりにも常識がなく好き放題に暮らしていたある母親に、隣人たちが激怒。裁判所に持ち込まれた「ご近所トラブル」につき検討を重ねた当局が、このほどある決定を下した。

 

■ある母親の非常識な暮らしぶり

英国でひとり息子と暮らす若い母親が、ここ数ヶ月ものあいだ、週に3~4度も夜中に仲間たちを呼びドンチャン騒ぎをする生活を続けていた。

家からは大音量の音楽、母親や客たちの大声や叫び声が早朝までもれ、高齢者たちや幼い子を持つ若い家族は「眠れない」「どうすればいいのか」と苦悩するようになった。

しかも石まで投げてくる隣人とその仲間たちは非常に恐ろしい存在で、「怖い人たちがいるせいで親戚も会いに来てくれなくなった」と嘆く人、「もうここでは暮らせない」と引っ越す人までいたという。

 

■隣人たちの苦悩

自堕落な生活を続ける母とその息子が暮らす家の前には、空き缶などが山のようにたまり、まさにゴミ屋敷に。「もう我慢できない」と隣人たちが当局に相談したことで警察が介入し、ようやく隣人たちに希望の光が見えてきた。

■当局が下した意外な決断

英メディア『Mirror』によると、6月21日に当局は隣人たちを長期間悩ませ環境を乱した母親に対し「あるルール」を決定。

「今後3ヶ月はあなた、そしてあなたの息子しか自宅に入ってはならない」と言い渡し、その取り決めを無視した場合には犯罪とみなすこと、また罰金刑、最長6ヶ月の実刑、もしくはその両方を科すと伝えたという。

「当局が介入して良かった」「このような隣人は意外に多い」というコメントもネット上に多数書き込まれており、隣人トラブルに頭を抱えている人が決して少なくないことが分かる。

 

■ご近所トラブルに巻き込まれた経験は?

しらべぇ編集部が全国20代〜60代の男女1,336名を対象に「ご近所トラブル」につき調査した結果をみても、全体の24.7%が「巻き込まれたことがある」と回答していることが分かる。

男女年代別グラフ

近くで暮らしているだけに、なかなか警察にも相談しにくい現状がある。日頃から近所の人たちとの交流を心がけ、いざとなれば一緒に警察に相談に行ける関係を築いておけば心強いかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・マローン小原)

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2017年9月29日~2017年10月2日
対象:全国20代~60代の男女1,336名(有効回答数)

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