ボローニャが、シント=トロイデンの日本代表DF冨安健洋(20)の獲得をあきらめることになるかもしれない。イタリアスカイ』やオランダ『テレグラーフ』が報じた。

センターバック補強のため冨安獲得を目指していたボローニャだが、1000万ユーロ(約12億5000万円)といわれる移籍金を前に二の足を踏んでいた。交渉が長期化する中、ラツィオが冨安獲得レースに参入したことを受けてボローニャは日本代表DF獲得から撤退し、新たなターゲット確保に動く可能性があるようだ。

ボローニャが新たに目を付けたのは、クラブ・ブルージュのオランダ人DFステファノ・デンスウィルだ。『スカイ』によれば、ボローニャは2020年にクラブ・ブルージュと契約満了を迎えるデンスウィルに対して移籍金700万ユーロ(約8億6000万円)を準備。現在、クラブ間で交渉を行っているという。

アヤックスユース出身のデンスウィルは、2012年にトップチームに昇格。しかし、アヤックスでは出場機会に恵まれず、2015年にクラブ・ブルージュへ移籍。クラブ・ブルージュでは、在籍4年間で公式戦177試合に出場し10ゴール5アシストを記録。2度のリーグ王者に輝くなど守備の要として活躍している。

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