オリンピアコスは26日、ビジャレアルからポルトガル人DFルベン・セメド(25)を完全移籍で獲得した。契約期間は2022年6月30日までとなる。

ベンフィカスポルティング・リスボンの下部組織で育ったセメドは、2015年にスポルティングのトップチームへ昇格し、2017年7月にビジャレアルへと完全移籍。高い身体能力を武器とする期待の逸材として注目を集めた。

しかし、セメドは2018年に一般男性を自宅に監禁。その間に被害者宅に侵入し、金銭や恐喝するための品を盗み出した。また、銃を所持していたとも伝えられており、殺人未遂容疑がかけられている。その後、ビジャレアルとの契約が一時凍結となり、保釈された昨年の夏にウエスカへのレンタル加入が発表となった。

再起を図るセメドは、ウエスカで過ごした今シーズンはリーガ第4節から第12節まで連続でフル出場。しかし、その後のリーグ戦では出場機会を与えられず、半年でレンタルバック。今冬にレンタルで加入したポルトガルのリオ・アヴェでは、リーグ戦14試合に出場していた。

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