株式会社DATAFLUCTが、国内5社目のJAXAベンチャーに認定されました。「データを商いに」というビジョンのもと、これまで一部の企業しか活用することのできなかった衛星データを、誰もが活用できる形にし、地球上のさまざまな社会課題と事業課題の解決に取り組みます。DATAFLUCTは、埋もれているデータから新たな価値を生み出しつづけるデータビジネス・デベロッパーです。宇宙航空研究開発機構 JAXAの知的財産やJAXAの業務で得た知見を利用して事業をおこなう「JAXAベンチャー」として認定されており、新規事業専門家であり、現在JAXAの職員である起業家が設立しました。衛星データをはじめとしたビッグデータのビジネス活用プロデューサーを担います。
株式会社DATAFLUCT(本社:東京都千代田区、代表取締役:久米村隼人、以下「DATAFLUCT」)が、国内5社目のJAXAベンチャーに認定されました。「データを商いに」というビジョンのもと、これまで一部の企業しか活用することのできなかった衛星データを、誰もが活用できる形にし、地球上のさまざまな社会課題と事業課題の解決に取り組みます。

DATAFLUCT
■DATAFLUCTとは
DATAFLUCT(https://datafluct.com/)は、埋もれているデータから新たな価値を生み出しつづけるデータビジネス・デベロッパーです。宇宙航空研究開発機構 JAXAの知的財産やJAXAの業務で得た知見を利用して事業をおこなう「JAXAベンチャー」として認定されており、新規事業専門家であり、現在JAXAの職員である起業家が設立しました。衛星データをはじめとしたビッグデータのビジネス活用プロデューサーを担います。
■事業内容:Data Business SaaS:DATAFLUCT[DISCOVERY / MAKETING / PRICING]
DATAFLUCTは、顧客起点のデータビジネスを連続的に創出します。1年以内に、下記3つを代表とするデータ活用ソフトウエアサービスをリリース予定です。
  • [ DISCOVERY:衛星画像検索の民主化サービス ]
  • [ MAKETING:AI商圏分析による事業用物件検討サービス ]
  • [ PRICING:廃棄ロス解消のためのダイナミックプライシングサービス ]

1. DATAFLUCT[DISCOVERY]:衛星画像検索の民主化サービス ※英語版のみ提供予定
これまで一部の企業しか活用することができなかった衛星画像を誰もが検索し、活用できることを可能にする無料の衛星画像検索サービスです。ユーザーがWEBブラウザ上の直感的なユーザーインターフェイスで衛星画像をタグ付け、抽出することができます。ユーザー自身が教師データを作成するアノテーターとなり、ユーザーとともに精度を高めていくことで、世界中の誰もが衛星画像からの物体の検索を実現できるようにします。

本サービスでは、地図情報だけでは発見することができない対象物体の「位置検出(緯度経度・住所情報の検出、リスト化)」「個数検出・変化検出」「状況把握・変化の検知」を衛星画像を活用して実現できるようになります。例えば、新旧の衛星画像を重ね合わせ、「家屋」を注釈付していくことで、「新築家屋」の抽出が可能になります。太陽光パネルの訪問営業時に人界戦術での行われていた地図作成コストが劇的に下がります。2020年春頃にベータ版のサービスを提供開始する予定です。


2. DATAFLUCT[MARKETING] :AI商圏分析による事業用物件検討サービス
人流データやオープンデータによる機械学習商圏分析によって、事業用不動産物件を比較検討できる無料サービスです。

「立地が勝敗の7割を決める」といわれる飲食サービス業において、事業オーナーの土地勘、経験則に基づき出店先を選定していました。一方、不動産オーナー・家主も判断材料が少なく、相場以上(あるいは相場以下)の賃料を請求していました。これが「いい立地を選んだはずなのに客数が少ない」「いい事業オーナーに貸したつもりなのに、倒産してしまった」などの結果を引き起こし、6.4%という高い廃業率を生み出しています。

本サービスでは、出店予定の業態、および、候補地(位置情報・物件情報等)を入力するだけで「売上」推定を行い、失敗確率を下げる出店戦略をAIで支援します。リアルな事業データを蓄積することが事業ミッションの一つであり、出店を伴うあらゆるビジネスシーンで活用できるデータプラットフォームを構築していきます。2019年10月ごろに国内ベータ版のサービス提供を開始する予定です。


3. DATAFLUCT [ PRICING ] : 廃棄ロス解消のためのダイナミックプライシングサービス
気象情報や人流データなどのビッグデータを活用した需要予測モデル開発により、食品スーパーの廃棄ロス問題の解決につなげるダイナミックプライシングサービスです。

我が国の食品ロスのうち事業系由来は、357万トンといわれています。中でも、流通・小売分野においては、発注量を決めるための情報不足や人手不足により、的確な需給予測が難しく、廃棄ロスや機会ロスが生じています。

本サービスでは、気象ビッグデータとリアルタイムのPOSデータ解析により、廃棄率が高い商品(例:納豆、豆腐、パン、惣菜、麺類、乳製品等)の需要予測の精度を高めることで、廃棄ロスと機会ロスを同時に解消していきます。また、店舗向けに食品ロスになりやすい見切り品ダイナミックプライシングアルゴリズムを提供し、消費者向けに値引きアプリケーションを提供し、最終的にはデータ活用により、サプライチェーン全体でロスを削減するCPFRデータプラットフォームビジネスを展開していく予定です。

※CPFR:Collaborative Planning, Forecasting and Replenishmentの略で、メーカー(製)、卸売事業者(配)、小売事業者(販)が相互に協力して、「商品の企画・販売計画」、「需要予測」、「在庫補充」を協働して行い、欠品防止と在庫削減を両立させることを目指す。

■今後の展開:Data as a Service
宇宙技術、5G、IoT、AIなどの急速な発展に伴い、データが爆発的に増加し、あらゆる産業にとってデータ活用の機運が高まりつつあります。しかし、データ活用を進めたい多くの企業や自治体にとって、様々なデータの収集やデータベース構築・データ統合・分析・予測モデル開発などの一連のタスクは、手間がかかるだけでなく、ビジネスにつなげるまでのノウハウが不足しています。そこで、DATAFLUCTでは、クライアントのデータ活用を一気通貫で支援するだけでなく、Data as a Service提供者としてパートナーとの共創によりサービス開発・事業開発を進めることを主な商いとしています。
Data as a Service

「データに基づくビジネス創出ならDATAFLUCT」という存在を目指して、今後もデータを活用した社会の課題を解決する取り組みを展開していきます。

JAXAベンチャーとしての紹介ページ
http://aerospacebiz.jaxa.jp/venture/datafluct/

■お問い合わせ先
株式会社DATAFLUCT 代表取締役 久米村隼人
URL : https://datafluct.com/
Email:info@datafluct.com

配信元企業:株式会社DATAFLUCT

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