俳優のダニエル・クレイグが主演する『007』シリーズの最新作『BOND 25(仮題)』より、メイキング映像が解禁された。ジャマイカでのロケの様子が垣間見れる映像となっている。

【写真】『BOND 25(仮題)』撮影現場を訪問したチャールズ皇太子

 シリーズ25作目となる『BOND 25(仮題)』は、舞台をジャマイカからスタート。前作で現役を退いたボンドは、ジャマイカで穏やかな日々を過ごしていた。しかし、それは長くは続かない。ある日、旧友でもあり、CIAエージェントのフェリックス・ライターが、誘拐された科学者を救い出してほしいとボンドのもとを訪ねる。その想像を超える過酷なミッションよって、ボンドは危険な最新技術を操る正体不明の敵へと導かれていく…。

 解禁されたメイキング映像では、キャリーフクナガ監督と親し気に談笑するダニエルの姿や、前作で現役を退きジャマイカで穏やかな日々を過ごしていたはずのボンド諜報員として復活することを連想させるような銃を片手に持つ姿、シリーズ続投となるCIAエージェントのフェリックス・ライター役のジェフリー・ライトや新キャストであるノミ役のラッシャーナ・リンチの姿が収められている。

 また、現地時間6月20日には、イギリス王室のチャールズ皇太子が撮影現場のパインウッド・スタジオを訪れるという話題も。皇太子は、プロデューサー陣と撮影所のツアーを楽しみ、ダニエルや、レイフ・ファインズ、ナオミ・ハリス、ラッシャーナといったキャスト陣や、キャリー監督と面会。“ボンドカー”の前でダニエルと談笑したり、皇太子がスタッフ陣と握手をする様子などが写真に収められている。

 映画『BOND 25(仮題)』は2020年全国公開。

映画『BOND 25(仮題)』撮影現場で談笑する(左から)チャールズ皇太子とダニエル・クレイグ