7月20日(土)より全国で公開される映画「五億円のじんせい」が、劇場公開に先駆け、7月9日(火)夜6時30分から動画配信サービスGYAO!で無料先行上映されることが発表された。

【写真を見る】主演はドラマ「3年A組―」に瀬尾雄大役で出演していた望月歩

映画「五億円のじんせい」はGYAOとAmuseが共同で取り組むオーディション映画企画「NEW CINEMA PROJECT」の第1弾作品で、映画公開前に一度だけ、誰でも無料で映画を全て見られるという取り組みは業界初。

当日は、主演の望月歩や山田杏奈ら出演者、文晟豪(ムン・ソンホ)監督、脚本・蛭田直美の舞台あいさつ、ZAOによる主題歌「みらい」の演奏のライブ配信に続いて、映画本編が先行上映されるという流れになっている。

また、映画公式サイトでは、主題歌「みらい(「五億円のじんせい」ver.)」のMVが27日に公開。「みらい」は本作品オーディションのミュージック部門でグランプリを獲得したZAOが、エンディング用に新たに書き下ろした楽曲で、文監督がMVのディレクションを手掛けている。

■ 映画「五億円のじんせい」あらすじ

幼い頃、善意の募金で集まった5億円で心臓手術に成功し、命を救われた17歳の少年・高月望来(たかつき・みらい、望月歩)。健康に成長した望来は、5億円にふさわしい自分であろうとして周囲からの期待を引き受け、マスコミにさらされるという窮屈な青春を送っていた。

ある日、とある出来事をきっかけにSNSで自殺を宣言したところ、“キヨ丸”という見知らぬアカウントから「死ぬなら5億円を返してから死ね」というメッセージが届く。望来は家を飛び出し、5億円の“借金”を返して自由になるための旅に出る。自分を押し殺して生きてきた少年が初めて見つけたやりたいこと、それが「5億円返して死ぬ」ということだった。

計算したところ、高校生でもできる時給1000円のアルバイトをした場合、1日8時間、365日働いても5億円が貯まるまでに171年も掛かる。漫画喫茶もビジネスホテルも、17歳の望来を泊めてくれない。未成年の自分は1人で何もできない…。果たして望来は5億円を稼ぐことができるのか? そして5億円を手にしたとき、本当に死を選んでしまうのか?

■ 「NEW CINEMA PROJECT」とは

GYAOとAmuseが、これからの時代を担う新たな才能の発掘を目指して共同開催した総合オーディションで、プロ・アマを問わず、オリジナル映画の企画、出演者、ミュージシャンを広く公募し、選ばれた監督(オリジナル映画企画)、出演者、ミュージシャンを起用して1本の映画作品を作り上げるという取り組み。(ザテレビジョン

公開前にGYAO!で先行上映が行われることが発表された映画「五億円のじんせい」