吉本興業6月27日、お笑いコンビ・スリムクラブの真栄田賢(43歳)と、内間政成(43歳)に対する無期限謹慎処分を発表した。

同社によると、スリムクラブの2人は3年ほど前、知人である他の事務所所属の芸人を通じて、“飲食店オーナーの誕生日パーティー”への演芸提供を直接依頼され、参加したという。そして、その対価として一定の金銭を受領していたことが判明した。  

スリムクラブには「認識はございませんでした」というものの、吉本興業は「このパーティーには反社会的勢力が参加していたもの」と判断。今回の処分に至ったという。

同社は「関係各位、ファンのみなさまには、多大なるご迷惑をおかけしておりますことを、深くお詫び致しますと共に、改めて当該芸人以外のタレントにもヒアリングを実施し、これを機に社員・タレントが一丸となってコンプライアンス遵守の再徹底・再構築を図ります」と謝罪している。

今回の一件は、これまで報じられてきた、カラテカ入江慎也を介した“闇営業”のパーティーとは別件だが、吉本興業から謹慎処分を受けた芸人は、雨上がり決死隊宮迫博之ロンドンブーツ1号2号田村亮レイザーラモンHG、ガリットチュウ・福島善成、くまだまさし、パンチ浜崎、天津・木村卓寛、ムーディ勝山2700・八十島宏行、2700・常道裕史、ストロベビー・ディエゴと合わせ計13人となった。


スリムクラブ 真栄田賢

「ファンの皆様、そして、僕と関係のある人たち全員に申し訳ない気持ちでいっぱいです。申し訳ございません。認識が甘く、このような形になってしまった事は、大変心苦しいです。謹慎して、その間に自分と向き合って、少しでも人の役に立てるよう頑張ります。この度は、誠に申し訳ございませんでした。」


スリムクラブ 内間政成

「この度は、自分の認識の甘さが原因で、軽率な行動をとってしまい、誠に申し訳ございませんでした。この謹慎で自分と向き合い、自分の生き方を堂々と話せる人間になりたいと思います。本当に申し訳ございませんでした。」