人気シリーズ最新作『トイ・ストーリー4』(7月12日公開)の来日スペシャルイベントが、6月27日東京国際フォーラムで開催。来日したジョシュ・クーリー監督とプロデューサーのマーク・ニールセン、日本版声優の唐沢寿明所ジョージ竜星涼が登壇したほか、ダイアモンド★ユカイが、日本版主題歌「君はともだち」を生披露した。

【写真を見る】新キャラクター、フォーキー役に竜星涼

クーリー監督は「1から3にかけてバズとウッディの友情がどんどん続いてきた。4では非常にエモーショナルな結末を作ることができて、大変誇りに思っています」と意味深発言をしたが、唐沢は本作について「ちょっと驚きました。いままでとは違っていて、スケール感がすごくて。終わったなという感じがないイメージで、まだまだ続きそうな雰囲気がする終わり方」という感想を述べた。

また、唐沢はシリーズ4作でウッディを演じてきたことについて「一番最初はウッディがバズに対して嫉妬してるんです。そこから始まり、今回はすっかり大人になっていて『心の声を聞け』と言ってますから」と感慨深い表情でコメント。

バズ役の所は「唐沢くんはウッティそのままだから。性格も真面目だし。私はキャラクターに自分が合わせている感じになっています。勘違いして生きている。思い込みだけで生きているから」と言って笑いを取った。

竜星は演じたフォーキーについて「場をかき乱しながらもなんだか憎めない。愛嬌がある。そこは僕もちょっと通じるところがあるのかなと」と共通点を語ったあと、アフレコについて「普段の自分じゃダメだと思ったので、生まれたての赤ちゃんのような感覚でやりました」と語った。

ダイヤモンド★ユカイは主題歌を熱唱したあと「この歌をずっと歌い続けてきて、子どもを授かったこととか、僕もこの曲とともに成長して生きてきた。自分の人生の一部です。歌えば歌うほど感動する、とても大好きな曲です」と思い入れを語った。

おもちゃたちの世界を舞台に、人とおもちゃの絆をドラマティックに描く「トイ・ストーリー」シリーズ。今回新登場するのは、ウッディたちの持ち主ボニーが手作りで作ったおもちゃのフォーキーだ。会見ではゲスト陣がみんなで、世界で1つのオリジナル“巨大フォーキー“を作成。監督は「すばらしい出来栄え。うちに持って帰りたいくらい」と大満足していた。(Movie Walker・取材・文/山崎 伸子)

ウッディ役の声優を務めた唐沢寿明